授業公開&PTA総会

本日5月10日(土)は、授業公開・PTA総会等が開催されました。1時間目から3時間目が授業公開です。多くの保護者の方が授業の参観にお越しになられました。どうだったでしょうか?わが子は、熱心に勉強に取り組んでいたでしょうか?いまでこそ、多くの府立高校で授業公開や授業参観が行われ、「開かれた学校つくり」が実践されていますが、私が教師なったころは、高校での授業参観等は皆無な状況でした。そんな中で「高校でも授業参観しませんか?」と当時勤めていた学校で提案したことを覚えています。動機は、わが子の通う学校に初めて授業参観に行ったことでした。その時に「親としての目」ではじめて学校というものを見たことを覚えています。「そうか...親御さん達はこんな思いで学校に来られるのか...」と初めて感じました。授業参観に行ったときに、真っ先に見るのはやはりわが子の姿。どんなふうに勉強しているのか、どんなふうに友達と接しているのか...など等です。そして次に見るのが、クラスの雰囲気です。どんな子がクラスにいるのか、クラスの状態はどうなのかとやたら気になったことを覚えています。そして最後に見るのが先生。それも担任の先生はとても気になります。どんな感じの先生なのか、どのように子ども達に接しているのかなど等...そんな思いで授業参観に行きました。この親の思いは、子どもが小学生であろうと中学生であろうと、そして高校生であろうと同じではないかと思ったのです。子どもにとって高校生にもなって親が参観に来るのは確かに恥ずかしいことも知れません。しかし、親にとってみれば、何歳になっても子どもは子どもです。学校での様子は気になるものです。果たして、私が提案した高校での初めての授業参観当日。多くの先生は、「どれだけ親が観に来るのか」と興味津々でしたが、予想以上にたくさんの方が来られました。特に入学したての1年生の親御さんが特に多かったことを覚えています。

 

PTA総会では、以下のことを話しました。

私には、大事にしたいことが3つあるということ。一つ目は、進学校としての市岡高校の生命線は、「先生方全員がどれだけ質の高い授業を提供できているか」ということ。質の高さとは何もレベルの高さのみをいうのではありません。生徒を能動的に学習させ、学力が向上する授業が大切であると思っています。二つ目。単位制高校としての生命線は、「丁寧なキャリアガイダンスと生徒一人一人に寄り添うキャリアカウンセリングがどこまでできているか」ということ。ご存じのように本校は単位制で多くの科目・講座が開講されています。自分の進路にあった科目選択は、単位制の生命線ですし、将来のビジョンを描かせることは、とても重要なことです。そして、三つ目は、進学実績です。やはり結果としてどれだけ国公立大学に進学したか、難関私立大学に合格したかということは、進学校を看板に掲げ得る限り、世間から厳しい目で注目されることだと考えています。市岡高校に入学してくる生徒のポテンシャルはとても高いです。そのポテンシャルを最大限に伸ばせたら、もっと進学実績は伸びると確信しています。

これらのことを「ユーザー目線で点検し、検証する」ことが大切であると思っています。その意味で、PTA総会に参加された保護者の方には、私の職場のe-mailをお渡ししています。口コミで広げて頂いて結構と申し上げておりますで、お知り合いの方に聞いてください。ただし、広げるのは市岡の保護者の間だけでお願いします。市岡で行われている教育活動についてどんどんご意見を寄せて頂けたらと思っています。お待ちしています。

 

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