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7月7日 アクティブラーニング研修を開催しました!

 7月7日に産業能率大学の小林教授を招いて、「アクティブラーニング研修」を開催しました。アクティブラーニングとは「学生の能動的な学習を取り込んだ授業を総称する用語」(京都大学 溝上準教授)で、ざっくばらんに言えば、「100%ワンウェイでない授業はアクティブラーニング型授業」といえます。とはいっても、教師自身もそのような授業を受けたこともない、経験したこともない、やったこともないということでは何から始めていいかわからないので、今回は小林先生に物理の授業を行っていただくことで「アクティブラーニング」の真髄を研修しました。

 img_al1.gif研修の紹介をする前に・・・なぜアクティブラーニングなのか?ということですが、それは巷で言われているラーニングピラミッドを見れば明らかです。ただ単に講義を聴いているよりは、体験したり、他の人に教えたりするほうが、学習効果が上がるというのは、自明なのです。そして、今全国の進学校で「アクティブラーニング」の手法が取り入れられています。市岡高校で一番大切なのは、「授業の質の保障」です。良質な授業をどれだけ生徒に提供できるかが、生命線だと考えています。だから、私は4月に教職員に示した学校経営方針で「アクティブラーニングの研修と導入」を大きな柱の一つに掲げました。そのスタートが、今回の研修です。

 研修は、本校教員の他に外部(他1404778489689.jpgの府立高校・教育センター)から30名の先生も参加して実施されました。3時間のプログラムを2時間に短縮しての研修だったので、小林先生には慌ただしい思いをさせて大変申し訳なかったです。最初の約30分は、「アクティブラーニングの紹介」です。先生がこのような授業をやろうとおもったきっかけや文科省の進めている言語活動の重視政策、他の新しい授業形態(反転学習など)の紹介です。そして越谷高校で小林先生の授業を体験した生徒の声を紹介していただきました。

 さて、ここからが本番。「アクティブラーニングは、ワンウェイの講義で身に付くものではない」というが小林先生の持論。実際に熱量の計算を教材にしたアクティブラーニング1404778372902.jpgの授業を全員で体験しました。最初の15分は熱量についての講義です。しして、全員確認テストで100点を取るように練習問題に取り組みます。はじめの3分ほどは、シーンとして個人ワーク。ところが5分もしない間に、あちらこちらの班で先生たちによる「聞きあい」「教えあい」が始まりました。まさにアクティブラーニングそのものです。学生時代に物理が苦手だった先生からも「わかりました!」という歓声があがります。その後は、確認テストをしてお互いに採点です。全員100点とれたでしょうか・・・。

 授業が終わって「リフレクションタイム」。小林先生から「生徒の気持ちになって感じたことを書いてください。時間がある人は、教師の立場で気づいた事を書いてください」と全体に指示。先生のコメントには、生徒の立場になって「全然眠くならなかった」「人に聞けて助かった」「教えてもらってよかった」などという感想が出ていました。

 1404778361822.jpg最後に小林先生から「アクティブラーニング導入の10のコツ」が示されました。これは、ここでは紹介しません。先生の研修を受けてください。一つだけ言うと「小さなチャレンジから始める」というのが失敗しないコツであるということです。そして、「なぜアクティブラーニングなのか」ということを時代の変化、求められる人材の変化などからその必要性の講義がありました。

 研修はどうだったでしょうか?その後、他校への授業見学の紹介を私から紹介させてもらったところ、すぐに見学の申し込みが複数の先生からあったことを思うと、今回の研修が先生方に大きな刺激を与えられたのではないかと思います。この秋には、市岡の授業でもアクティブラーニングを取り入れた授業が開始されるかもしれません。生徒さんたちも楽しみに待っていてください。

 

 

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