3月19日ーケントへ向けて

 本日伊丹空港から成田空港経由でアメリカのケント市へ9名の生徒が旅立ちました。昨日、9名の生徒は校長室を訪れて、それぞれの訪問の抱負を語ってくれました。9人が、9人それぞれしっかりと今回の交流の目的を語ってくれました。9人の顔を見ていると、緊張も伺えますが、それぞれ希望と期待に満ちている顔で、一緒に行かない私もうれしくなります。ケント市では様々な交流が待っていると思います。今回の交流で得たことが人生の宝物になることを願っています。

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 伊丹空港で生徒たちを見送った後、かねて申し込んでいた関西学院大学主催の「プリンストン大学と考えるグローバル人材の育て方」のシンポジウムに参加してきました。会場は、大阪ビジネスパーク円形ホールです。シンポジウムは二部構成で、一部は「グローバルリーダーを育てる課外活動の価値」というテーマでプリンストン大学学生生活部体育局副局長のアリソン・リッチさんの基調講演。第二部が、「グローバル人材の育て方」というテーマでのパネルディスカッションです。パネリストは、アリソン・リッチ氏、アメリカンフットボール部ヘッドコーチのボブ・スレイス氏、関西学院大学国際学部教授の宮田教授、そして関西学院大学アメフト部監督の鳥内氏、コーディネーターが辛坊治郎氏です。

 テーマはグローバル人材の育成ですが、パネリストからもわかるように課外活動の教育的有効性の話です。つまり、今本校でも話題にしている「文武両道」の話です。リッチ氏もスレイス氏もクラブ活動の教育的意義を十分強調されていました。そして最後に言われるのが「学生ですから、学業が優先です」「学業の時間を確保するのが最優先」「時間管理を厳しく」「自己管理が大切」という言葉です。そしてクラブ活動でめざしていることは、「正しい人間になれ」「Do the right thing」という言葉でした。1時間半のシンポジウムですからいろいろなことが語られましたが、「文武両道」がとても印象に残りましたし、「アメリカのトップ大学でも同じことをいっているんだ・・・」ということがとても印象に残りました。ちなみにプリンストン大学と関学のアメフト部が3月21日に長居球技場で対戦するということです。

 本日は、ケント市への見送り、プリンストン大学のグローバル人材育成という「国際ずくし」の1日でした。ケントに行った9名のみなさん、もしよかったら、校長の職場メールに途中経過を送ってくれるとありがたいです。メールアドレス知っていますか?

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