ネット・スマホに潜む危険

 4月9日新1年生を対象に、「ネット・スマホに潜む危険」というテーマで、NIT情報技術推進ネットワーク代表取締役の篠原嘉一氏を招いての講演会を実施しました。この講演会は、私がこの1月に近畿地区校長会に出席した際に、篠原氏の話を聞く機会があり、「これ、絶対生徒に聞かせないといけない」と70期生の先生にお願いして、実施できた企画です。

 今は、SNSが発達していて、簡単に画像や動画がインターネット上に掲載することができますし、気軽に自分の意見や感想を述べることができます。それ自体は、全然悪いことではなく、逆にインターネットの良い部分なのです。ところが、自分が掲載している内容に、特定の人間への誹謗中傷、個人情報の漏えいや法に触れることの内容まで安易に載せてしまうということがあるのです。さらに、きちんとスマホやネットの機能を知っておかないと、自分の位置情報や個人情報が安易に漏れてしまうということです。

 話を聞いた1年生のみなさん、どんな感想を持ちましたか?1年生の大半は中学校時代からスマホを手にしていたみたいですね。「エ~、そうなの、やってしまった!」と思った人がいるかもしれないですね。篠原氏が話されたように、ネットに掲載したものは「デジタルタツゥー」と言って容易には消すことができないのです。企業も自分の会社の損害や存続にかかわる事象として、採用時にエントリーシートの名前を検索し、過去にどんなことをネット上に掲載しているかを調べると言っておられましたよね。そういう時代なのだということを認識してほしいと思います。スマホやネットとどう付き合うか、よく考えないといけません。

 私が、情報の教科を教えていた時に生徒によくこんな言い方をしていました。メールやSNSに掲載するときに「その内容、相手に面と向かって言えるかな?不特定多数の人がいる場所、たとえば駅前とかで大声で話せるかな?ということを考えて掲載してね」と。ネット上に掲載したことは、掲載しているときは誰もいなかったり、特定の人しかいなかったりしますが、いったん掲載された内容は「世界中の人が見ている」ということです。これからもネットやスマホとうまく付き合っていきましょう。