卒業式を終えて・・・雑感

 68期生の卒業式を終えて、昨日から今日3月2日にかけていろいろと心に浮かんだことを書いてみたいと思います。

昨日、用事があったので昼から弁天町の駅前に行ったとき、ちょうど卒業式の予行のために登校した3年生とすれ違いました。多くの生徒が挨拶する中で、「おはようございます」と挨拶してくれる生徒もチラホラ。そうなんですよね、私の顔を見ると「おはようございます」とつい言ってしまいますよね。ずっと登校するときにそういう風に挨拶してましたものね。なんかとてもうれしかったです。

2月になってから、なんか寂しいな・・・と思っていたのです。3年生と出会って「やっぱりこれだ、3年生が登校しなくなったからだ」と改めて思いました。3年生が登校していた時は、結構時間ぎりぎりに登校してくる生徒がいて、「あと、1分50秒!」などと声をかけるのに張り合いがあったのですが・・・。3年生と久しぶりに出会って、なんか心に温かいものが生まれました。

今年から、前日の予行のときに、教育委員会賞の授与と同窓会の入会式を行いました。正式に同窓会への入会式です。同窓会の佐藤会長に来ていただき、卒業生にエールを送ってもらいました。いつもながらの佐藤会長節です。こういう会長がいる市岡ってやはりいいですよね。すごく温かみを感じます。

今日、卒業式。卒業証書授与で担任から呼名され起立する生徒を壇上から見ていました。担任から名前を呼ばれたときに、「はい」という返事がホントに気持ちいい。特に女子生徒が大きな声で返事する姿は、素晴らしいと思います。呼ばれる一人一人の顔を見ていると、いろいろなことが思い出されました。

 いつも、笑顔で挨拶してくれる生徒、
 修学旅行で一緒にラフティングした生徒、
 体育祭の団長さん、
 クラブの部長さん、
 文化祭で主役をした生徒、
 大学受験で面接練習をした生徒、

いろいろなことが思い出されました。一人一人の顔はホントに輝いていました。

市岡では、卒業されてから50年経たれた卒業生の方を、卒業式に招待します。伝統校ならではの取り組みです。今年は、18期生の方です。60名を超える方が出席されました。ありがとうございます。

今年から在校生の送辞を行ってもらいました。去年はなかったことなので、在校生代表の君、緊張したかもね。でも、すごくよかったですよ。はっきりと声が通って在校生の気持ちが十分に先輩に伝わったと思います。

そして、答辞。答辞を読む代表の女子生徒と、答辞を読んでいる間にも何回も目が合いましたね。涙を必死にこらえて答辞を述べている姿は、ほんとの素晴らしかったです。18期生のOBの方々も「答辞が良かった!」とずいぶんほめておられました。壇上で、答辞を受け取ったとき、私の心の中にはいろんな言葉が生まれては消え、生まれては消えていました。「なにか応えてやりたし、やらないと」と思いながら、なにも声をかけることができませんでした。おそらくこれが感無量ということなのでしょう。ここで、改めて伝えます。「素晴らしい答辞をありがとう。」

68期生の卒業式、ほんとによかったです。これからいろいろなことがあっても、市岡高校、ここがあなたたちの故郷です。つらくなったり、話をきいてほしいことがあったり、うれしさを分かち合いたかったり、悔しさをわかってほしかったり、これからの人生いろんなことがあります。そんなとき、市岡に来てください。いつでも市岡は、あなたたちを待っています。68期生に幸あれ!

さて、明日から高校受験の志願票の受け付け始まります。中学生の皆さん、こんな素晴らしい市岡で高校生活を送りませんか?あなたたちは、71期生です。待っています。



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