2年理系探究生物選択者が、5月11日（土）大阪教育大学で染色体に関する実習を行いました。
今年は向井先生による染色体の講義のほか、インドから勉強にこられているレカーク先生の「インドにおける生物多様性と染色体研究」の講義を英語で聞き、インドのヒンドゥー教文化や政治、西ダーツ地方という世界自然遺産登録の植物の多様性と染色体研究についての講義を聴きました。日本とインドは古くからつながりの多い国ということが分かりました。
向井先生の講義では、「染色体数が一番多い生物はココヤシの２ｎ＝596！」「X染色体にはY染色体にはない遺伝子が･･･」などびっくりな事実もたくさんでした！レカーク先生の英語はインドなまりでしたが、徐々に聞き取れるようになり、最後の実習では英語で質問を試みる生徒の姿もありました。オリヅルランの根端分裂組織の観察方法、なぜその研究をするか、興味深い話がたくさんでした。
染色体のおもしろさ、奥深さが分かり、インドへの興味がわいた一日でした。
