昨年度は本校ＳＳＨ（スーパーサイエンスハイスクール）の更新年にあたり、「研究倫理を備えた科学技術系グローバルリーダーの育成」を研究開発課題とした５年間の研究開発を終えました。令和２年度からは「学際的グローバルリーダーの育成」を研究開発課題として３期目の応募をしておりましたが、３月３１日の文部科学省の発表で３期目の継続が決まりました。
本校は普通科・文理学科の２コース制から文理学科の１コース制となり、令和元年度からは研究活動の中心となる科目「探究」の履修者が大幅に増加しました。それによって、研究テーマも多岐に渡ることになりましたが、その活動場所や指導体制についても令和元年年度に整備をして参りました。
その中で、「理系・文系」の領域を超えた「学際的グローバルリーダーの育成」という研究題目で開発を認めて頂きましたことは、「思考力・判断力・表現力」という新学力観育成の為にも必要な「探究活動」の更なる進展についてご支援を頂けることになります。今後とも、より一層充実した研究開発を進めて参りたいと考えておりますのでよろしくお願い致します。
（お礼）SSH申請に当たりましては、多方面の方からご支援ご協力を頂きました。お礼申し上げます。
令和２年４月８日 大阪府立生野高等学校 校長 岡村多加志