11月17(金)の放課後に,本校のSSH運営指導委員でもいらっしゃる岳川有紀子さんを招き,
2年生の『探究Ⅱ』理系スタンダード+希望者向けに講義をしていただきました。
生野高校では,毎年2月の上旬に2年生『探究Ⅱ』の成果発表会が開かれます。
その際,「研究をもっとこう組み立てておけば~」、「もっとこういうふうに発表すると効果的なのに」と,指導者の立場から感じられることが多い現状があります。
毎年、生徒たちも「わかっていればもっといろいろできたのに」と発表準備の時や,発表後に感じています。
普段の授業中に教員からそのあたりの指導は受けていても,実感がわかないため,なかなか行動に移せないことが多いようです。
そこで去年に引き続き,元大阪市立科学館の学芸員としてお年寄りや子供など様々な対象にわかりやすく科学を伝える仕事をされてきた岳川さんに,具体例を挙げながら解説していただきました。
たまたまこの講義の直前が理科の探究の時間で,今年最後の授業でした。
次の授業からはまとめに入ります。その焦りもあってか,講義終了後の質疑応答の時間(約20分間)
中ずっと質問が途絶えることがありませんでした。
プログラム終了後も,個別に質問や相談などを希望する生徒が多く,結局30分以上も,
丁寧に応対していただく形になってしまいました。
自分たちの研究にいろいろ行き詰まりを感じていたり,悩んでいる生徒が多いことに改めて気づかされました。
とても有意義な時間を持つことができました。
岳川さん,どうもありがとうございました。