【No.95】 『織姫』を見せて貰えました~地学部合宿

  • 本校の地学部は実績を積み重ね、雨水組成と広域的気流や、酸性雨の研究発表などで、毎年のように様々な研究会で賞を頂いています。今年は1,2年生だけで20名を超える大所帯。
  • その地学部の合宿に、昨夜(8月9日)お邪魔しました。場所は和歌山県日高郡にある「かわべ天文公園」。生憎、夜空は雲に覆われ、天体観測は予定通りとはなりませんでしたが、それでも大砲のような天体望遠鏡で「ベガ」を見せて貰えました(星座知識の乏しい私には何が何やらわかりませんでしたが、合宿サポート役の地学部OBが確信に満ちた声で「ベガ、織姫です!」と教えてくれました)。本来なら、屋上に様々な天体観測機器が並ぶところですが、雨の心配もあって翌日回しとなったようです。どうか、今夜は晴れますように!
  • 今回の合宿では、日中に「稲村の火の館*」へ足を延ばすようです。天体だけでなく、人の素晴らしさ・偉大さについても学びを深めることでしょう。

堺東高校 校長  栗山 悟

※『稲村の火の館』のHPでは次のように記載されています。

「1820年(文政3年)、「稲むらの火」で知られる濱ロ梧陵は、紀州広村(現在の広川町)で生まれました。安政の大地震津波時、その命の火で多くの村人を救った彼の功績は、現代に通じる津波防災の象徴として広く語り継がれています。」

No.2.JPGNo.3.JPGNo.4.JPG