PTA公開講座(午前の部)~堺市総合防災センター

今日は本校のPTA研修委員会によるPTA公開講座が堺市総合防災センターで開催されました。

地震、風水害、火災などの災害は不意に訪れ、誰もが被災の当事者になる可能性があります。地球温暖化等の影響、日本における高齢化や地域の結びつきの希薄化など様々な因子が絡み、日本で発生する災害の規模や頻度も大きくなってきています。

こういった背景から、私たち一人一人の防災意識を高め、周りの人に伝えていくことで、少しでも被災者となった時のリスクを低減させることを目的に開催いただきました。

午前は90分の「真・体験コース」を受講しました。

講義では、阪神淡路大震災の時に被災者が危機を脱出できたのは、自力での脱出が約35%、家族に救助されたが約32%、友人や隣人に救出してもらったが約28%と、『自助・共助』が97.5%であり、救助隊による救出などの『公助』は2.5%だったとのことです。同時多発的に各地で発生する火災の消火活動が追い付かない状況下では、消防隊が救助に回ることが困難だそうです。

また、被災してから72時間が経過すると被災者の救命率が一気に低下する、いわゆる『72時間の壁』があるため、自助・共助がいかに大切かということを教えていただきました。

堺市総合防災センターでは、様々な体験プログラムが用意されていて、私たちが午前に受講した「真・体験コース」では、直下型地震や海溝型地震の揺れの体験、家庭用消火器を使った初期消火体験、煙が充満しつつある火災現場での煙・暗闇避難体験、心肺蘇生体験、防災クイズを次々に行っていきました。

「真・体験コース」の講師を務めてくださったのが、堺東高校の3期生の方というご縁も感じつつ、生徒たちにも体験して考えてもらいたいと思いました。

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