僕はそんなおとんが大好きで
僕のおとんは自分の腕一つで工務店を開きました。 おとんは最初から大工だった訳ではなく最初は建設会社に勤めており、そこで母と出会い、そして24才という年で大工になろうと決意し、大工の棟梁に弟子入りして6年後にやっと独立して今の工務店を開きました。 仕事の内容は一般の家の建築だけではなく、デパートやレストランなどの店相手の下請けを行っています。
昔はこんな事を全く考えませんでしたが、 高校生になっておとんの凄さが分かり始めました。 僕が思う 「おとんの凄さ」とは、 おとんは仕事を受けると日本中どこへでも行きます。 しかしよほど遠くない限り、家に帰ってきます。 おとんはどれだけ疲れていても決して弱音は吐きません。 そして決して仕事を休もうとせず、毎日仕事に行っています。 多分おとんは僕たち家族を養っていかなければならない、という強い責任感があるから弱音も吐かず、 休まずに仕事をしているのだと思います。 そういう責任感というものを僕は高校生になって初めて感じました。
それは多分僕が高校でハンドボールのキーパーというポジションになったというのがあると思います。 キーパーの責任感と家族を支える父親という責任感とでは比べられるものではないかもしれませんが、 やはり父親というものはこれから先も超えることが出来ないのかな、と思います。
そしておとんは僕が小さい時からどんなに忙しい時も、疲れている時も、僕と遊んでくれたりしました。 僕はそんなおとんが大好きで、世の中で一番憧れている人です。
僕は将来自分の子供にも僕のおとんへの思いと同じ様に思われる父親になりたいです。 それが、 僕の夢です。
2年 中山党工
「高校生の夢」47都道府県 47人の高校生の夢 ~夢を持って進路を決める~
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