平成25年10月4日
暑さもひと段落した爽やかな秋空のもと今日、とりかい高等支援学校第一回競技大会を実施しました。
1学年32人のみのアットホームな競技大会です。今年度は「体育祭」規模の実施が難しいのでこの形となりました。
体育委員会副委員長の司会で開会式を行い、教頭先生の開会宣言の後、校長先生挨拶、
そして、体育委員会委員長による選手宣誓で競技大会が始まりました。
まず、個人競技として800ｍ走、200ｍ走、50ｍ走をおこないました。
どの生徒も自分の全力を出し切り、最後まで走り抜けていました。
次に、クラス団体競技である10人11脚。
クラスの10人が、二人三脚の要領で足をつなぎ、20ｍを走る速さを競います。
日頃の練習の成果が出せるか、いつもの通りのチームワークが発揮出来るかと生徒たちは始まる前からは落ち着きがなくなり、そわそわしています。
競技大会全体が順調に進行していたため、競技前に少し休憩時間をとったところ、各クラスが練習しながら最終調整を行い、いよいよレース前の緊張感が高まります。
アドバイスや応援を送る担任の先生を真剣に見つめ、クラスが一つになっていく様子が印象的でした。
いよいよ本番。
クラスのリーダーの声かけによってスタートをします。
「1，2，1，2，1，2」速度を増すごとに、掛け声のテンポも速くなっていきます。リーダーの声に合わせてメンバー全員が声を掛けあい20ｍを駆け抜けていきました。
結果は3組が優勝しました。
担任の先生は生徒以上に大はしゃぎで喜んでいました。団結する力や目標を共有する喜びをまた一つ感じとることが出来た時間でした。
そして、競技大会はクライマックスを迎えます。
３クラス対抗のリレーです。この日に備え、各クラスは走行順を話し合い作戦を練ってきました。
併設する府立摂津支援学校の2年生2チームも競技に参加いただき、とりかいの教員チームとあわせて計6チームによる真剣勝負が繰り広げられました。
結果は、教師チームが威信をかけて全力疾走し、大人気なく１着を取りました。
生徒チームは、府立摂津支援学校の赤チームが優勝しました。さすが、上級生です。摂津支援学校もこの日に向けて練習を積まれたことをお聞きしました。
併設校の良さを活かして、ともによきライバル意識をもって競い合えたことがありがたかったです。
熱気冷めやらぬまま、表彰式、閉会式と続き、競技大会は終了しました。
本日は、多くの保護者の皆様の応援を頂戴することが出来、生徒は照れながらも大変喜んでおりました。心より御礼申し上げます。
また、摂津支援学校の校長先生をはじめ、多くの教職員の皆様のご協力を得て競技大会を盛り上げていただき本当にありがとうございました。
来年は倍の人数でさらに活気のある行事にしていきたいと思います。