防災学習:(1.17プロジェクト )PART4

「アルファ米試食について」

平成26117

 

備蓄食糧品にはどのようなものが適しているかを考えた後は、実際に備蓄食糧品である「アルファ米」を調理しました。

 

今回使用したアルファ米は、大阪府の危機管理室 災害対策課を通じていただいたもので、府が大規模災害に備えて広域防災拠点等に備蓄していたものです。

有事が起こらず不必要となったアルファ米を賞味期限が切れる前に、子どもたちの防災学習に役立ててもらおうという趣旨だそうです。

 

 

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実際に生徒が調理します。調理と言っても密封されている包装を開封し、水を注ぐだけです。

今回使用した「アルファ米」には、50食用の炊き出し用で、1箱に8Lの水を注ぎます。しゃもじや調理時に使用する手袋、密封している包装を開けるための簡易カッターなどまで箱に同封されていました。

 

代表の生徒が前で調理をすすめる様子を全生徒が自ら「見たい」と近づき、非常に関心をもって、調理作業を見守っていました。

 

ちなみに、今回調理中の生徒からは、「某スナック菓子のにおいに似ている。」というもので、本当においしそうな匂いがただよっていました。

 

調理した後には、もちろん、皆で試食です。

配給時には、災害時の「炊き出し配給」の場面を想定し、一方通行に静かに並んで各自が受け取るという形で行いました。

 

 

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実際に食べた生徒は、「思っていたよりおいしい」「おかわりが欲しいぐらいに美味しい」と驚いている様子でした。

 

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教員や授業参観にご来校いただいた保護者様も全員試食しました。お湯を注いだものも用意し、味を比較しましたが、水を注いだものとそう変わらないことを皆で確認しました。

 

備蓄食糧品の調理や試食まで実践でき、災害時について考える大変良い機会となりました。

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