2019年8月アーカイブ

教育支援センター便り5 ~8月の活動~

教育支援センターの夏季休業が開け、活動室に生徒たちの姿が戻ってきました。 教育支援センターでは、午前中は基本的に学習時間となっています。自学自習で、原籍校からもらってきた課題に取り組みます。チャイムや時間割はなく、各自自分のペースで休憩する時間を決めて休みます。他の生徒は学習をしているため、静かに休憩を取ることになります。自席で絵を描いたり、ぼんやり外を眺めたり、軽く睡眠を取ったり、あるいは書籍コ...

小・中学校リーディング・ティーチャー養成研修

 大阪府教育センターで毎年実施されている「小・中学校リーディング・ティーチャー養成研修」につ いて紹介します。                                     「小・中学校リーディング・ティーチャー養成研修」とは、これからの学校経営をすすめていく人材 として必要な資質・能力や指導力の向上を図ることを目的とした研修です。今年度は、府内各市町村教 育委員会の推薦を受けた44名の...

 7月26日(金)、「出会いから学ぶ人権学習」のaコース「平和について考える」を、大阪国際平和センター(ピースおおさか)にて実施しました。幼稚園、小・中学校、義務教育学校、府立学校から約60名の教職員が受講しました。  前半は、「大阪大空襲の体験を語る会」の久保三也子代表を講師にお招きし、「大阪大空襲を語り継ぐ」と題して、ご自身の経験を語っていただきました。久保さんは、小学生から女学生時代にかけて...

 8月7日(水)、「出会いから学ぶ人権学習」のcコース「ハンセン病問題から学ぶ」を実施しました。  講師に、ハンセン病回復者支援センターから加藤めぐみコーディネーターと、ハンセン病回復者の方3名をお招きしました。幼稚園、小・中学校、義務教育学校、府立学校から、40名余りの教職員が受講しました。  前半は、加藤さんより「ハンセン病問題とは何か-子どもたちに伝えたいこと-」と題してご講演頂きました。後...

小学校プログラミング応用研修を実施しました

 令和2年度からの小学校プログラミング教育の実施に向けて、7月31日(水)に「小学校プログラミング応用研修」を実施しました。  研修では、教科において実施するプログラミングの事例をテーマに研修を行いました。micro:bit(マイコンボード)を利用した6年生理科「センサーを利用した電気の学習」とピクトグラミングを利用した3年生国語「くらしと絵文字」です。  ピクトグラミングの作成者である青山学院大...

小学校プログラミング基礎研修を実施しました

 令和2年度からの小学校プログラミング教育の実施に向けて、8月6日(火)に「小学校プログラミング基礎研修」を実施しました。  研修では、コンピュータを使わないアンプラグド学習とコンピュータで大阪府作成の教材を利用した学習、さらにロボットを利用した活動を体験しました。そして、それぞれの学習の特徴やコンピュータを使うことでわかることについて協議を行いました。また、Viscuit(アプリ)やmicro:...

小学校プログラミング応用研修を実施しました

 令和2年度からの小学校プログラミング教育の実施に向けて、7月31日(水)に「小学校プログラミング応用研修」を実施しました。  研修では、教科において実施するプログラミングの事例をテーマに研修を行いました。micro:bit(マイコンボード)を利用した6年生理科「センサーを利用した電気の学習」とピクトプログラミングを利用した3年生国語「くらしと絵文字」です。  ピクトグラミングの作成者である青山学...

ICT活用基礎研修を実施しました

ICTを活用する目的は何でしょうか?ICTを使うことそのものが目的となっていませんか?ICT活用は「授業改善のための方法の一つ」として捉え、補助的な道具と位置づけることが大切です。   これは、中央教育審議会において示されているICT活用に関わる図のひとつです。教員が利用するだけではなく、児童生徒が活用することも含めて、「主体的・対話的で深い学び」の実現をねらい、効果的に利用していただければと思...

タブレット活用基礎研修を実施しました

 新学習指導要領では、情報活用能力は「学習の基盤となる資質・能力」として、言語活動や問題発見・解決能力と並ぶ形で明示されました。  子どもたちの情報活用能力を育むためには、各教科等でタブレット端末に代表されるICT機器を、子どもたちが主体となって活用することが、重要です。また、これらの機器を効果的に活用することは、授業のねらいを達成するうえでも、有効であるといわれています。  この研修では、児童・...

へき地・遠隔小規模校の特性を生かした取組みを紹介中

大阪府へき地・遠隔小規模校教育研究会に加盟している4つの小学校 ・茨木市立清溪小学校 ・茨木市立忍頂寺小学校 ・高槻市立樫田小学校 ・和泉市立南横山小学校 の取組みを8月1日(木)より、別館1階ロビーにて紹介しています。           大阪府には現在、「へき地」指定の学校はありませんが、以前より、へき地あるいはへき地に準ずる地域の小規模校が集まって、地域の特長を生かした教育の研究を行ってきま...

 府教育センターでは、玄関ロビーにて、「大阪とハンセン病問題」と題した啓発パネル展示を実施しています。  この展示は、大阪府健康医療部 保健医療室 地域保健課の協力のもと、8月7日(水)実施の「出会いから学ぶ人権学習」Cコースの内容と連携して行っているものです。  8月2日(金)から28日(水)まで展示しています。研修等でセンターを訪れた際には、ぜひご覧ください。 「日本のハンセン病対策の誤りは...

 「この先生の授業(だけ)は信頼できる、この先生の授業を受けられてよかった」ではなく、「この学校の授業は信頼できる、この学校の授業を受けられてよかった」という、その学校の授業に対する面の信頼を構築していくことが肝要である。  教育センターWebページに掲載している「高等学校における校内授業実践研究進め方ガイドブック」の巻頭言の中で、京都大学大学院 石井英真准教授はこう述べられています。  8月5...

 8月2日(金)、英語教育推進中核教員研修の第5回・第6回を行いました。 今回は、東京外国語大学の根岸雅史教授をお招きし、「目標に準拠した評価の在り方(授業づくり②)」をテーマに行いました。 この英語教育推進中核教員研修では、研修受講者が各学校のファシリテーターとなり、所属校の英語科の授業改善を進めます。教科内での取組みが円滑に進むよう、午前中は、「研究授業と研究協議の在り方」と題して、各校で9月...

8月1日(木)、英語教育推進中核教員研修の第3回・第4回を行いました。 今回は、玉川大学の工藤洋路准教授をお招きし、「目標に応じた授業づくり(授業づくり①)」をテーマに行いました。  この日は、午前・午後に分かれた1日の研修となりました。午前中は、作成したレポートを基にグループディスカッションを中心とした研修を行いました。  まずは、第1のレポート課題である、各学校における英語の授業の現状をテーマ...

 東住吉総合高等学校におけるパッケージ研修支援Ⅰ(1回目)の全体研修会を、7月11日(木)に実施しました。 はじめに大阪府教育センター指導主事が、パッケージ研修支援の意義や学習指導要領改訂の背景などについて講義を行いました。  続いて、5つのグループに分かれて、授業における課題について協議し、発表しました。司会の方が各班の意見をホワイトボードにまとめ、その中からキーワードを見つけていくと、各班から...

 国語は生徒に何をもたらすことができるのか。  これからの時代を生きる生徒たちに求められる資質・能力の育成に向けて、国語科の教員として、どのような授業を行っていかなければならないのでしょうか。  7月30日(火)の高等学校「国語」授業力向上研修では、「国語科における主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業づくり」をテーマとし、はじめに指導主事による講義、その後、二人の指導教諭による実践発表を行...

 7月29日(月)、府立高等学校及び府立支援学校(高等部)の英語担当教員を対象の「Practical English Teaching Seminar B」を行いました。 第2回目となる今回は、上智大学の和泉伸一教授をお招きし、「内容言語統合型学習(CLIL)を取り入れた指導」というテーマでご指導いただきました。今回は初任者研修第11回授業づくりの研修も併せて実施したため、50名を超える規模での実...

7月12日(金)、Practical English Teaching Seminar Aを行いました。 Practical English Teaching Seminar(通称PETSペッツ)は各学校の取組状況等を踏まえ、「聞くこと」「読むこと」「話すこと(やりとり、発表)」「書くこと」の5つの領域にわたる生徒の総合的なコミュニケーション能力を育成するための指導法について学ぶことを目的とした研...

 7月3日(水)、17日(水)に高等学校10年経験者研修(教育重点課題)【理論】回を行いました。  前半は、大阪府教育センター高等学校教育推進室の指導主事より、「主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善」について講義を行い、後半は教科に分かれ、今後扱う単元を設定し、「主体的・対話的で深い学び」の視点を踏まえた授業計画を考え、共有しました。  教職経験10年目を迎えた受講者の振り返りシート...

「就学前人権教育研究協議会A(全体会)」を実施

 就学前人権教育研究協議会は、公立・私立の幼稚園・保育所・認定こども園、認可外施設、支援学校幼稚部の教職員がともに学びを深める場として、年間3回実施しています。第1回は全体会として7月1日(月)に実施、255名が参加して、就学前の人権教育・人権保育の在り方を共有しました。  最初に、「大阪府における人権教育推進の課題」と題した講義を行い、就学前教育において踏まえるべき人権課題や現状について認識を深...

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