8月5日(月)と8月6日(火)の2日間にわたり、英語教員スキルアップセミナーを実施しました。
5日の午前は、府立高校の実践事例を紹介した後、受講者が思考力、判断力、表現力等を育成することを目的とした言語活動を構想し、グループで共有しました。午後は、玉川大学文学部教授の工藤洋路先生をお招きし、生徒の4技能を育成する技能統合型の言語活動について講義いただき、午前に構想した言語活動のブラッシュアップを行いました。
この日のアンケートには、「思考力、判断力、表現力等の育成に向けて様々なアプローチがあることが学べました」「皆さんの発表や講義を聞いて、アイディアの多さにとても感動しています」など、講義やグループ協議についての感想が寄せられました。
6日の午前は、別の府立高校の実践事例を紹介した後、班ごとに4技能5領域をバランスよく育成するための単元計画の作成とマイクロティーチング(模擬授業)の準備をしました。午後は、全ての班がそれぞれ作成した単元計画について説明し、受講者を生徒に見立てたマイクロティーチングをしました。どの班も研修で学んだことをふまえ、さらに先生方のオリジナリティを発揮されていました。
この日のアンケートには「いろいろな学校を想定して実践できたことはとてもいい経験になった」「先生方がどんな授業を展開されているか、生徒への言葉がけなど学びが非常に多かったです」などのマイクロティーチングについての感想や、「自分の授業を見直せるいい機会となりました」「クラスルームイングリッシュを使うことが英語学習への動機づけになると気付きました。今後、積極的に使用していきたいです」などの今後の授業づくりに向けてのコメントが寄せられました。
次回は検証回として、令和7年1月10日に第6回を実施します。この2日間の研修で学んだことを生かして、2学期以降の授業実践につなげていただければと思います。
高等学校教育推進室