校長ブログ「正しくモヤモヤを解決する」https://www.osaka-c.ed.jp/blog/ibaraki/principal/2026/02/03-297949.htmlご紹介した課題研究の発表の時、審査員の先生方から高く評価されていた「ミルワームを用いたプラスチック分解 〜生存率を指標とした分解条件の検討〜」が先日行われた令和 7 年度 高校生研究発表会プログラムで優秀賞を受賞したというお報せを引率された先生からお聞きした。
発表の概要として記されている「私達は、プラスチック問題解決の新たな手段としてミルワームの活用を考えた。ミルワームは主に爬虫類などの生き餌として使用されている幼虫である。先行研究により、ミルワームはプラスチック(特にポリスチレン)を食すことが可能であり、分解することが 示されている。本研究では、ミルワームのポリスチレン消費量が最も多くなる飼育環境 を探ることを目的として、床材の形状や栄養状態に関する実験を行い、結果を比較、考察した。」興味から始まった探究学習が将来の世の中を豊かにする可能性が満ち満ちていることが見て取れる。
今年度は、文理を問わず、様々なコンテストや発表で多くの賞を勝ち取った。結果の可否ではなく、チャレンジしてみようというその精神が新しい世界を拓き、広げ、深めていく。
人が「育ち」「巣立つ」過程を共に過ごす高等学校の中には、「背伸び」する機会がふんだんに用意されている。「そ」から「す」へ移行するためには「せ」が必要なのだろう。多くの先輩方の探究心が後輩たち、在校生に受け継がれ、「育って」いることに大きな喜びを感じるとともに「巣立って」いく(いった)卒業生への感謝の念がますます大きくなる。

今日は入試選抜の合否が発表される。雨の中、桜が咲いている。一生を大きく左右する日だ。「巣立ち」「育つ」新たな第一歩の日だ。新しい第一歩を踏み出そうとするすべての人の背中を押したい。