Iの形 Youの数

ドアのノック。カンガルーを部屋まで取りに来てくれた「あなた」。毎朝、目を見て挨拶をしてくれていると紹介した78期生が笑顔を携えて、合格の方を知らせに来てくれた。

1年前、卒業式に親子で訪れてくれた「あなた」、面接練習で何度も夢を確認してくれた「あなた」、77期生が約一年の時を経て進路決定の報告に来てくれた。部屋の机の上でカンガルーが応援し、当日は受験会場までお供したと聞いた。ほんの15分だけどお話ができた奇跡に感謝したい。4年間で約1300人の卒業生、300頭以上のカンガルーを5人に1人強の割合で手にしてくれていた。幸せの極みだ。

今度は10分間の空白に音楽会の報告に79期生がお話ししに来てくれた。大きな試練を乗り越えての舞台上でのパフォーマンス。言葉にしきれない想いを共有した。侍、待つ、詩、持つ。見守る。ただただそうすることしかできなかった校長。多くの仲間や先輩たち、そして先生方の添えられた力が人々を魅了するステージの裏側で声援を送り続けた。そのことに感謝の言葉を紡ぐ二人からたくさんの課題に向き合いながら歩んで行くことを願う勇気を得た。定期演奏会への案内をしに来て以来、Beyond ǐの報告以来の校長室訪問ですと告げてくれた。お二人との時間を終え、Beyond ǐの振り返り会へ足を運んだ。円になって想いを伝えあう。付き添いの先生方からこの経験をこの場だけのものにせず、大きな舞台で、さまざまな場面で共有、還元してほしいというメッセージが届けられた。一人ひとりの I とそれを受けとめる単数形のYouが織りなす世界を垣間見ながら、3回めを迎えたこの研修の重みを改めてかみしめた。目まぐるしい一日だった。充実した一日だった。大好きな多くの学年の生徒たちとお話ができた一日だった。朝の終業式が遠い過去の出来事のように思える濃い時間。でもやはり一年の最後の日。終業式、振り返らすには終われない。以下がその様子です。

あいさつ、きれいな環境づくり、茨高生としての佇まい。一貫して一年間、生徒のみなさんに言葉を、思いを届け続けてくださった北村先生のメッセージ。サッカー部、男子バスケット部、陸上部からは優勝の二文字が届けられ、バドミントンでの単複での活躍の様子、芸文連美術部門での入選や人権作文の最優秀賞受賞など多岐にわたる分野での活躍が多くの拍手によって讃えられた。何度も触れているが、心の奥底から祝意が届けられる拍手だ。拍手に包まれたみなさんおめでとう。拍手をする側にいる人たちも立ち上がる機会が、包まれる機会が来ることを心から願います。

以下は私からのあいさつです。R7終業式あいさつ.pdf

途中でキーが下がるというアクシデントにも関わらず、何度も拍手いただきありがとうございました。