平成27年6月25日(木)、和歌山県立医科大学医学部生理学第講座の前田正信 教授による特別講義が開催されました。
和歌山県立医科大学を例にして、各学年でどのようなことを学ぶのか具体的な説明のほか、
国の政策で、医学部は昔に比べ定員が増え入学しやすくなった。しかし、医学部に入っただけで安心して勉強をさぼってはいけない。
勉強をしなければ国家試験は通らないし、医師として活躍することもできない。
医学を学ぶには「知識・技能・態度」が大切である。
医療は医師だけが行うものではなく、患者さんやそのご家族といい関係を保つこと、看護師、薬剤師、病院スタッフ、医療器具業者、技術者、法律関係者、など様々な分野の人たちとチームで行うものなので、態度がきちんとしていないとダメである。
医学部だからといって、医学の勉強だけ、理系の勉強だけをしていたらいいということではない。
国語や、社会などの勉強もおろそかにしないこと。
特にこれから国際的に活躍する人には、日本の歴史や文化についての知識も求められるため基本的な教養として大切である。