今日は北海道から千歳化石会の古野会長様が「化石」を持って学校にお越しくださいました。
千歳化石会様は全国の盲学校・視覚支援学校へ移動博物館として化石に触れる機会を設けておられます。今年は、本校にもお越しくださいました。お持ちいただいた化石の数は、なんと100個以上!古野会長様ご自身が発掘し、クリーニングされたものだそうです。
化石に触れる前にまずは手の消毒。古野会長様から化石についての説明を聞き、「化石は落としても壊れないけれど、みんなの足を怪我するから気を付けてね」と化石に触れるための注意を聞いて、いざ体験!正常巻と異常巻、右巻きと左巻き・・・などなど大きさ、色、重さ、触り心地の違いを確かめながら、体験していました。
上の写真はお持ちいただいた化石のごくごく一部です。左上の写真の上段真ん中の化石は、古野会長様が今春に見つけたもので、ここまで綺麗な形で見つけられるのは珍しいとのお話でした。右上の写真の上段真ん中の化石は、お持ちいただいた化石の中でも最も古いもので、片手で持ち上げられると願い事が叶うと言われているそうです。そのお話を聞いた生徒は持ち上がるかどうかチャレンジしていました。どんな願い事をしながら持ち上げていたのでしょうか?
発掘した化石のクリーニング前と後が比較できるものも展示していただき、「発掘してみたいな」「どこに行けば探せるのかな?」と興味深々。
「同じくらいの大きさでも重さが全然違った!」「ネジみたいな形してる!」「銀杏の葉っぱの化石があるよ」「こっちはザラザラしてるけど、これはツルツルしてる!」「これが好き!」などなど、たくさんの感想をみんなから聞くことができました。
化石に触れるという珍しい体験の機会をご提供いただきました、千歳化石会の古野会長様、本当にありがとうございました。児童生徒の心にも「太古のロマンを求める」光が灯ったことと思います。また機会がありましたら、どうぞよろしくお願いします。
(教頭 吉田)