今日の給食はごはん、鮭のチーズ焼き、カムカムサラダ、えのきのすまし汁、牛乳です。
6月4日から10日の歯と口の健康習慣に合わせてあるメニューをだしました。
料理名で気付いた人もいると思いますが・・・
そう!カムカムサラダです。名前の通り噛めば噛むほどおいしくなるサラダです。
おいしさのひみつは「さきいか」と「切り干し大根」です。
噛むほどにさきいかからはイカのうま味が、切り干し大根からは大根の甘みが出てきます。
みなさんは食事の時に一口で何回くらい噛んでいますか?
最近はやわらかい食べ物が増えてきて、噛む回数が減っているようですが、一口あたりの目安の回数は30回と言われています。
よく噛んで食べるとむし歯の予防や消化を助ける働きがあります。その他にも噛むことでより食事を楽しむことができます。
例えば、ごはんです。ごはんの約80%がでんぷんという成分からできています。このでんぷんは口の中でだ液に含まれる消化酵素の働きで「マルトース(麦芽糖)」という甘い糖に分解されます。
つまり、ごはんをよく噛んで食べると甘くおいしくなります。
また、噛むことで食感を楽しむことが出来ます。今日のカムカムサラダのきゅうりの食感を言葉で表すと、どのような言葉になるでしょう。
先生は「シャキシャキ」していたように感じました。でも「ポリポリ」だったり、火を通したので「しんなり」と感じた人もいたかもしれません。
食感の感じ方は人それぞれちがいます。今月は噛みながら、どんな味がしたかや、どんな食感だったか楽しみながら食べてみて下さい。
(栄養教諭 宮原)