12月15日(水) 2時間目から4時間目。
専攻科理療科2年生・3年生を対象に東洋医学研修会が行われました。
講師として、鍼灸院を開業し実践経験豊富な酒見一弘先生、坂本信雄先生、
吉川尚作先生に来ていただきました。
生徒達は順番に患者役となって、講師の先生方による東洋医学的診察法と
はり治療の実演を見学・体験しました。
診察をすすめるに当たって注目すべきポイントを教わりながら、脈のみかた、
お腹のみかたなど、講師の先生と一緒に身体に触れて状態を観察します。
講師の先生がはりを行うと...
「足が温かくなった!」、「皮膚の張り感が変わった!」、「おへその形が
丸になった!」など、生徒達は直後に現れる変化を感じ取ります。
研修会の最後に生徒の一人が「さらにはりが好きになりました」と話していました。
講師の先生はご自身が経験した症例紹介を交えながら、ゆっくりと時間をかけ、
手法、動作の一つ一つを丁寧に言葉で表現してくださり、これまで授業で学習
してきた「東洋医学」と「はり」の新たな楽しさを体感する研修会でした。
講師の先生方、お忙しい中、学校の授業では経験できないとても貴重な機会を
つくってくださりありがとうございました。