今日の給食はごはん、ゴーヤーチャンプルー、にんじんしりしり、ソーキ汁、牛乳です。
今日の給食に登場した沖縄の郷土料理を紹介します。
まずは、「ゴーヤーチャンプルー」です。「チャンプルー」とは豆腐と季節の野菜を炒めた料理のことです。今日は旬のゴーヤーを使い、ゴーヤーチャンプルーにしました。ゴーヤーは昔から沖縄で食べられてきた野菜で、6月から8月に旬を迎えます。
ゴーヤーの魅力は苦味にありますが、食べなれていない人にとっては苦手な野菜かもしれません。少しでも食べやすくなるように調理員さんが3つの工夫をしてくれました。ひとつめはうすく切ること、ふたつめは塩でもみこむこと、みっつめは熱湯でさっとゆでることです。どれも苦味を少なくする方法です。大分苦味も少なくなったと思いますが、どうでしたか?
「にんじんしりしり」は「シリシリ器」という大きなおろし金のような道具でおろしたにんじんを炒めた料理です。
沖縄の家庭にはシリシリ器があるそうなのですが、給食室にはないので千切りにしました。今日は5.8㎏のにんじんを使ったので、切るのも大変でしたが、調理員さんが機械を使わず手作業で切ってくれました。おかげでにんじんのしゃきしゃきとした食感を感じられたのではないでしょうか。
最後に「ソーキ汁」です。ソーキ汁は豚ばら肉をやわらかく煮込んですまし仕立てにした汁物です。
沖縄では豚を余すことろなく、いろいろな料理に使うため、鳴き声以外はすべて食べつくすと言われているそうです。
私たちはいきものから命をいただいて生きています。感謝の気持ちをもって、残さす食べたいですね。
(栄養教諭 宮原)