お灸(きゅう)は、ヨモギの葉を精製した艾(もぐさ)を皮膚の上に置いて燃やし、温熱刺激を与える施術です。
6月10日(金)3時間目、古くから胃の調子を整える治療といわれている「六つ灸(むつきゅう)」に挑戦です。
六つ灸は、背中にある膈兪(かくゆ)、肝兪(かんゆ)、脾兪(ひゆ)という左右3つずつのツボにお灸をする施術です。
この日はじんわりと緩やかに温かくなる、台座が付いた艾を使います。
肩甲骨と背骨を触ってツボの位置を探し、艾を置いていきます。
少し時間差をつけながら6カ所順番に点火します。
点火後は手をかざし、煙の温かさできちんと燃えているかを確認します。
もう一つ胃の調子を整えるツボ、ひざの下にある「足三里(あしさんり)」というツボに、違う種類の艾を使ってみました。
「心地よい温かさで、すね全体が軽くなった」と、お灸を受けた感想を話してくれました。