今日の給食は、竹の子ごはん、さわらの塩こうじ焼き、おかか和え、豆腐とわかめのみそ汁、牛乳です。
毎月、食育の日メニューとして、旬の食べ物をつかったメニューが登場します。4月に旬を迎える食べ物は、竹の子、さわら、わかめです。
さわらは塩こうじに漬けて焼きました。塩こうじは米こうじと塩と水だけで作った発酵調味料です。こうじの甘みとうまみを味わうことができます。お肉やお魚を塩こうじに漬けると、食べ物に含まれるたんぱく質がうまみに変わっておいしくなります。ほんのり甘い味もしましたね。
竹の子ごはんは、竹の子、油揚げ、にんじんを昆布や調味料といっしょに炊きます。炊飯釜のふたをあけると、竹の子のいい香りが広がりました。
丁寧に混ぜていきます。竹の子の香りや味、食感を楽しめましたね。
食育の日メニューの定番の星形にんじんです。調理員さんがきれいに型抜きしてくれました。
星形にんじんは各食缶に2枚ずつしかない、貴重なにんじんです。当たった人にはいいことがあるかもしれません。今日は2枚入っていたスーパーラッキーな人がいたとか・・・?
給食の時間に幼稚部の教室に行くと、「さわらを食べてから、竹の子ごはんを食べるとおいしいよ」と教えてくれる子がいました。この食べ方は、「口中調味(こうちゅうちょうみ)」という、日本独特の食べ方です。ごはんやおかずを交互に食べ、よく噛んでゆっくりと味を混ぜ合わせることで、味の広がりを楽しむことができます。みなさんもぜひ試してみてくださいね。
(栄養教諭 宮原)