【No.16】 みんなの学校

  • 今日木曜日の午後は、泉ヶ丘駅前の「ビッグ・アイ 国際障害者交流センター」で人権教育の一環として映画鑑賞を行いました。大阪市立大空小学校を舞台にした「みんなの学校」という映画ですが、平成25年度文化庁芸術祭テレビ・ドキュメンタリー部門大賞を受賞した作品です。
  •  午前中3限の授業を終え、生徒たちはそれぞれ自転車やバス、徒歩でビッグ・アイに集合です。午後の暑さに、「体の中がキャンプファイヤーや」とつぶやきながら自転車を押す生徒も。
  •  ドキュメンタリーなので比較的地味な映画でしたが、上映が始まると全生徒がピクリともせず見入っていました。支援の必要な児童も、自分の気持ちをうまくコントロールできない児童も、すべて同じ教室でともに学ぶ大空小学校の実際を、生徒たちは息をのんで「参観」していました。
  •  大変ありがたいことに、主役(の一人)?の木村校長先生からメッセージを頂戴しており、上映後に壇上で担当者が代読したところ、全員から拍手喝采でした。メッセージは、本校の生徒たちに向けて「誰一人排除することなく、周りの人たちとともに学びを楽しんで」など、かなり長いもので、生徒たちは映画以上に身動きすることなく聞き入っていました。
  •  今月21日には、その木村先生をお招きして教職員の研修を実施する予定です。この映画を鑑賞した生徒たちの感想も踏まえて、実り多き研修会になることを願っています。

堺東高校 校長 栗山 悟

No.3.JPGNo.4.JPG