【No.59】 45期生修学旅行レポート

  • 今年の修学旅行は、12月18日から21日まで3泊4日の旅程で、希望別に台湾と北海道、それぞれ約160名と約110名に分かれての実施でした。どちらも「公式ブログ」の方で引率教員によるレポートをお読みいただけますので是非ご覧ください。私(校長)は、台湾へ同行しましたので、その様子を以下、ご紹介します。

  • 初日

関西空港の滑走路から機体がふわりと浮かび上がった瞬間、女子の座席からは「ひぃぃ~うわぁぁ~」(...拍手)と歓声(悲鳴?)が。実に微笑ましい離陸となりました。

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  • (上の写真)  無事に台北に到着後、バス4台に分乗して、まずは中正紀念堂へ。衛兵の交代式を見ずに離れてしまおうとする生徒たちを、「これからが見所やぞー!」と押し留めながら息を殺して観覧しました。生徒たちは分かったような、分からなかったような微妙な面持ちで交代式を眺めていました。衛兵の交代式自体は、忠烈祠で毎時行われている交代の方が見応えがあるかもしれません。次回の訪台時には是非。

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  • (上の写真)  中正紀念堂を後にして、次は台北で一番有名な寺院「龍山寺」へ。門を入って生徒たちはその壮観を見上げています。(「すげぇ~」と声が聞こえてきそうです。) 煌びやかな寺院の内部は、観光客であふれかえっていましたが、真剣にお参りをされている地元の方々も多く、「観光寺院」とは一味も二味も違った様相を呈していました。出口では多数の種類のお守りも販売されていて、生徒たちは早速群がっていました。ご利益がありますように...

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  • (上の写真)  夕食はもちろん中華料理。口に合うもの、合わないもの、すべて含めて体験です。私にとってはどれも美味でした。お腹が一杯になったところで士林夜市へ。ごった返す夜市では歩くのもままならない状態でしたが、喧騒の中にも穏やかな雰囲気があって、生徒たちも不安を感じることなく台湾の夜の街を楽しめたのではないでしょうか。

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  • 二日目

(上の写真) 午前中は今回の修学旅行のメインイベントの一つ、「国立華僑高級中学」との交流会。まずは盛大な歓迎式典です。華僑高校の校長先生のご挨拶はもちろん、ダンスや学校紹介ビデオなどで歓迎してくださいました。司会役の生徒さんたちの日本語も見事でした。こちらからは、ダンス部有志のパフォーマンス、実行委員による「日本紹介」(爆笑ものでした)などを披露して式典を盛り上げてくれました。

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  • (上の写真)  式典後は、美術・音楽・英語・テコンドーなどの授業体験へ。どの授業も実に楽しそうで、日本とは少し違った内容にも興味が増します。私たち引率教員は校長室に招かれ、お茶を飲みながら日本と台湾の教育事情の違いを話し合っていました。

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  • (上の写真)  この日の午後は、小籠包作りや足つぼマッサージなど、希望別の体験コースに分かれます。上の写真は、ソフト開発企業「PHIHONG TECHNOLOGY」を訪問している様子です。その先端技術に圧倒されました。

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  • 三日目

(上の写真)  この日は丸一日、タクシーで自由行動です。各グループに大学生一人がガイド役として付いてくれ、40台近くのタクシーが宿泊ホテル前から一斉に台北観光に繰り出しました。さて、それぞれどんな観光になったことやら... 市内の要所要所にいた私たちには知る由もありませんが、大学生との別れ際の様子を見る限り、とても良い思い出となったようでした。

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  • (上の写真)  夜は、夕食レストランで全体レクリエーションが催されました。ビンゴゲームあり、風船割りゲームあり、イントロクイズあり、そして一番の爆笑シーンは公式ブログの写真をご覧ください。実行委員の皆さんは本当に大活躍で、生涯忘れられない思い出となったことでしょう。ご苦労様でした。

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  • 最終日

(上の写真)  最終日は、午前中、西門町で買い物と早めのランチのため自由行動(部屋割りペアで)。教員はスターバックスを本部代わりに陣取って、交代で待機していました。私も巡回しながら、「『そうめん』の立ち食い」を。(美味でしたが、なんと表現したものか、うまくレポートできません。有名とのことですので、皆さん現地でお試しを。)

西門町からは、そのまま空港に向かい、生徒たちはスーツケースに入りきらないほどのお土産を抱え、無事帰国の途につきました。皆さん、大変お疲れ様でした。

堺東高校 校長  栗山 悟