世界に私を待っている人がいる
私の夢は小児科の医者になり、JICAに入ることです。 そして世界中の子どもたちを助けることです。 なぜこのような夢になったのか。 決め手は一冊の本でした。
「トットちゃんとトットちゃんたち」 黒柳さんがアフリカなどいろいろな国に行って世界の子どもたちの状況がありのままに書いてある本。 わたしはこれを軽い気持ちで読んでみたのです。 読んでみるととても辛かった。 私よりも小さな男の子が兵士になって国のために戦ったり、明日の食べ物がなく途方にくれている子、栄養失調で地面を這っている子、 今の私たちの生活からは想像出来ないような事がたくさん書いてありました。 読んでいるうちに自然と涙がぽろぽろとこぼれていきました。 そこで黒柳さんのようにこんな子達のために何か出来ないかと思い、考えたのがこの夢だったのです。
日本には、医療だって発達しているし私がいなくても影響は何もないけど、世界の子どもたちのために、 わたしが行かなくちゃと思い、夢をあきらめないで頑張ろうと決めました。 大変なことも数え切れないくらいあるでしょう。 でも私はあきらめないでがんばりたいです。
世界に私を待っている人がいる。
1年 岸宏美
「高校生の夢」47都道府県 47人の高校生の夢 ~夢を持って進路を決める~
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