次は絶対に負けない
私の夢は、「日本代表入り! そして、 国際大会に出場し日本の王座奪還!!」 です。
私がソフトテニスを始めたきっかけは、 2つあります。 まず1つ目は、兄の影響です。 兄が中学生の時にソフトテニスをやっていて、 それを見て「俺もやりたい」 と思いました。 2つ目は、尊敬する硬式テニス選手のプレーをテレビで見て憧れ、 「この人みたいになりたい」 と思い、 硬式の方をやろうと思ったのですが、 肘が弱いため硬式は断念しました。
自分が楽しいと感じる瞬間。それは、ソフトテニスをやっている時です。試合で自分より技術的にも精神的にも強い人と勝負をする時は、 余計楽しいです。 自分の得意なボールを打ち、 それを決めてポイントをとったり、ペアが相手を崩し、自分が決めると楽しくてしょうがないです。 逆に悔しい時は、試合に負けた時や、自分の思い通りにプレーが出来なかった時です。 試合に負けると悔しくて、悔しくて、言葉では言い表せられないぐらい悔しくなります。 そして、 「次は絶対に負けない!!」という気持ちになります。 私はモチベーションを維持しようとは思いません。モチベーションを維持すること、 現状維持することは気持ちが上がるのではなく、むしろ下がる気がするので、 私は気持ちを上へ上へと心がけています。今の自分に納得をせず、 自分に妥協を決してしないと決めています。
2003年、ソフトテニスの世界選手権が広島で行われ、世界各国から30もの国と地域が集い、世界一を目指し、熱戦を繰り広げました。 その世界選手権から2年後の2005年。 私は中学3年の修学旅行で、 世界選手権が行われたソフトテニスの聖地、 広島の土を初めて踏みました。
「2年前、この地で数々の熱戦が繰り広げられ、 自分の憧れ続けた場所に、今、自分が立っている。」 驚きと興奮で、涙を止めようと思いましたが、 止まりませんでした。 その時私は 「メダルを取りたい」 と思いました。 聖地、 広島...ソフトテニスを始めた時は思いもしなかった。 自分がソフトテニスで泣ける。ソフトテニスのために泣ける。
私は、自分が尊敬する選手、憧れの選手に近付きたい。 そして彼らより上、彼らの手に届かなかったところを目指したい。
日本代表になり、 日本の黄金時代をまた自らの手で築きたい。 いつか私が日本の王座奪還をし、 日本の時代を取り戻す!
1年中村二郎
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