友達の言葉が糧となりました
僕は、正直、 中学の頃からなりたいと思っていたのは警察官ではなく消防士でした。
しかし高校で考え方が変わり迷い始め、最終的に部活の先生に薦められたのが決定打でした。 警察官になろうと決めてからのある時、 「警察官は恨まれる仕事やから俺は絶対になりたくない」という友達の言葉を聞きました。
その時「そんなイメージをなくしたい」 と、 警察官を目指す気持ちが強くなり、それが糧となりました。
警察官とは「正義」 そのものが職業。 そしてまた地域の人たちとの関わりを持てる喜びがある職業だと思います。 一方で警察官は真偽が問われる仕事です。 事件によっては誤認逮捕だったり捜査に手間取ったり、場合によっては相手の方やその方の周りの方から憎まれかねません。 そしてその失敗はマスコミに取り上げられるなどしてどんどん広がっていきます。 現場の警察がどんなに一生懸命動いて いたとしても。 確かにそのような捜査ミスや捜査の長期化はあってはならないこ とです。 だから、 自分は絶対にそんなことにならない、 迅速に真偽をはっきりさせられる警察官になりたいと考えています。
そして僕は特に地域の人との関わりを保てる警察官になりたいと思っています。そういう警察官こそ愛される警察官なんだと思うし、 やはり地域で愛されなければ、警察全体が全国民に愛されないと思うからです。 愛されるとは、 人と人との信頼関係が生まれる事。 そのために僕は普段から人に関わりをもてるように、どう話せば相手に快く接してもらえるかを考えています。
警察官に対して世の中の人は、 信じる人もいれば、 信じず、憎んでいる人もいます。その人達を完全になくすことはできません。 しかし警察官に対してのイメージを変え、国民に信頼され、 愛されるような警察官を増やしたいと思います。
そして、まずは自分から、 愛される警察官に絶対になりたいと思っています。
3年 増田峰之
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