機械系 系長の森栗です。
学校と地域社会、保護者の皆様方と少しでもつながっていたい。そうそういった思いでブログを開始することにしました。機械系の紹介や子どもたちの日常、各種取組みなど、情報発信していきたいと思います。
本校機械系は、「地域・日本を支える技術者の育成」をめざし、「確かな技術力」「確かな人間力」の2つの柱を立て、創造性あるものづくり人材の育成に取組んでおります。
資格取得においては、多くの資格に取り組める環境を整え、国家資格や国家検定(技能士)JIS溶接技能評価試験などの高度な資格にもチャレンジし、昨年度においては、※ジュニアマイスター制度取得者が延べ12名(ゴールド1名、シルバー11名)も取得できるまでになりました。これは大阪府下機械系では一番多い数です。多くの生徒が将来に向けて放課後などに資格取得に励んでいます。
また、ものづくりの成果として、競技大会やコンテストで優秀な成績をおさめています。エネルギー利用技術コンテストではEVバイクの取組みが認められ「中小企業長長官賞」をいただきました。昨年度においては、マイコンカーラリー、ロボット相撲で全国大会に出場し、エコデンカーにおいては全国8位の高成績をおさめております。その他にも、高校生ものづくりコンテスト(旋盤作業部門)では大阪大会3位入賞、溶接コンクールにおいても優秀賞を2名も出すなど、数多くの優秀な成績をおさめております。
さらに、様々な取組みにおいて企業人の活用など企業等における連携にも力を入れています。企業連携による共同開発や高度熟練技能士(ものづくりマイスター)による授業、小規模な企業見学会など、生徒にとって企業人との交流は、将来の進路に向けて自己の適性や職業選択を考える機会として大きなものになるとと考えております。
今年度も、生徒共に、ものづくりにそして人づくりに一生懸命取組んでいきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。
※ジュニアマイスター制度とは、全国の工業系学科・工業高校に在籍する高校生が、各種の国家資格や検定を取得した場合に、区分表に定められた点数を与え、その得点の合計が30点以上の場合、ジュニアマイスターシルバーの称号を授与し、45点以上を有すると全工協会から認められた場合にはジュニアマイスターゴールドを授与するものである。