令和5年度 マイクロマウス関西地区大会結果

今年も「マイクロマウス関西地区大会」に出場し、素晴らしい結果を残してくれました。

マイクロマウスとは自作の自立ロボットを自律的に(自分の力だけで)迷路を走らせ、ゴールまでの最短時間を競う大会です。競技は「マイクロマウス競技」「クラシック競技」「ロボトレース競技」の3種目が行われ、本校からは一年生の頃から活動を続けている「機械工作部」に所属する機械系3年生の2人が「マイクロマウス競技」にエントリーしました。

生徒らにとって今回で3回目の地区大会となる「2023年度マイクロマウス関西地区大会」(主催:マイクロマウス委員会関西支部、共催:公益財団法人ニューテクノロジー振興財団、大阪電気通信大学)は、7月15日(土)~16日(日)、大阪電気通信大学・寝屋川キャンパスアクティビティホールで開かれました。関西地区大会には全国から高校生から大学生、社会人らが自作したロボット111台がエントリーし過去最大の規模となりました。

3年生になった彼らの目標は、スラローム走行を組み込んで完走することでした。スラローム走行とは前進と同時に旋回を行う走行方法です。その場で旋回する(超信地旋回)と比較してロボットの軌道が弧を描くことが特徴です。

超信地旋回は一時停止する必要があったため、曲がり角が多いほど旋回前後の加減速する時間が増えていますが、スラローム走行ではある程度速度を保ったまま旋回することができるので大幅なタイム短縮を可能になります。

そして、今回の関西支部大会は、熱戦を繰り広げ、大会会場にはロボット愛好家の熱気があふれ、本校の生徒も全員が完走するという大健闘でした。その結果、来年2月に開催される「全日本大会」の出場権を得ることができました。

開催時期: 2024年2月17日(土)~2月18日(日)
開催場所: 東京都立産業貿易センター 台東館5階(アクセス
主催団体: 公益財団法人ニューテクノロジー振興

今年度から全国大会への旅費宿泊費が生徒会からの補助がなく自己負担となっております。是非とも生徒たちの活躍の場を与えるためにもスポンサー様を大募集したいと思います!

また、今回の大会では、残念ながらスラローム走行はできませんでしたが、今後さらに調整を重ねて全日本大会では必ずスラローム走行を実装して上位を狙います。