保健講話

今日は一年生対象に、大阪府立大学看護学部から講師を招き、保健講話を行いました。

テーマは「いのちと性の教育」で、自分も相手も大切に思う気持ちを育て、命の尊さを感じる心と行動を身につけることがねらいでした。

 

講話の中では、人工妊娠中絶を行う人の数が増加傾向にあること、出生前診断で胎児を生むかどうか判断できてしまうことが挙げられ、いのちが大切にされていない現状に危機感を覚えました。

 

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また、友人関係・恋愛関係において、自分の気持ちを伝えることと、相手の気持ちを受け入れることの大切さについてもお話されていました。

特に恋愛において、失恋したときに相手の気持ちを受け入れることを拒否してしまうと、DVやストーカー行為につながってしまいます。

人は成長し、変化し続ける存在です。自分の「嫌(NO)」を伝えること、相手の「嫌(NO)」を受け入れることは、つらいですが大切です。

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最後に、不妊治療をして子供を授かることができた夫婦のドキュメンタリー映像を見ました。

映像の中には、実際に出産する場面も収められていました。

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苦しい時期や苦しい出産を経て子供を授かることができたその夫婦の姿を見てとても感動しました。

 

望んでも妊娠して子供を産むことができない人がいる一方で、望まない妊娠をして中絶をしてしまう人がいる。

「いのちの大切さ」を考えさせられる講話でした。