2019年5月アーカイブ

 5月16日(木)、20日(月)、金融庁から講師をお迎えし、1年生全クラスに特別授業を行って頂きました。将来の夢の実現と将来への備えにはお金の知識が重要であること、また、人生とお金と経済のつながりについて最低限の金融リテラシーを身に付けること、この2つを目的として、授業が始まりました。まず、何歳まで働きますか?の問いかけに始まり、その後のより良い余生を送るために、現役のうちにどの程度の貯蓄が必要か、そのためにはどのような方法があるかについて、講義やグループワークを通して考えていきました。  生涯収入が、約2.5~3億円であることに驚き、それ以上にお金が必要になってくることに改めて驚いていた様子でした。生涯のうちでも特に教育、住宅購入、老後に多額の費用が掛かるということで、これらを中心にシミュレーションしながら、グループでプランニングを試みました。学校は公か私か?、自宅通学か下宿か?、住宅は賃貸か購入か?、郊外か都市部か?、退職後に必要な費用は?など、非常に具体的に考えていったので、生徒もイメージがしやすかったようです。  収入だけでは賄いきれない分をどのように資産として形成していくかに...

こころざしは未来を変える! 16歳からの起業塾

 新学期を迎え、3年生には自己実現につなげるための大切な時期になりました。  5月10日(金)、一般社団法人関西ニュービジネス協議会から、民間企業の経営者の方を講師としてお招きし、探究ナビⅢにおいて特別授業を行いました。  あるアニメの題材である「どこでもドア」を取り上げ、現実に発明されたら「なくなるものは?、なくなる職業や会社は?」と、まずは生徒への問題提起に始まり、「今までの"あたりまえ"が当り前でなくなる、そういう時代に君たちは生きる、そのような大きな変化をチャンスととらえ、新しいモノやサービスを生む発想力、起業家マインドを育ててほしい。」と述べられました。途中の生徒への発問にも、生徒は積極的に手を挙げ、自分の考えや発想を述べる姿に、"流石3年"と感じました。  戦前の起業家である安藤百福さんや、最近の起業の例として、サッカーの本田圭佑選手、徳島県の上数町の落葉、17歳の高校生の開発アプリ等を挙げながら、気付くことや発想力の大切さを力説されました。  将来、起業を思い立ったら、「まずは周りをよく観てみよう。ある人にとっては、低い価値かもしれないが、別の人にとっては高い価値となるこ...