デートDV予防"授業を行いました!

 高校生の時期にデートDVの予防について正しく理解し、人権尊重を基盤とした対等な男女関係、人間関係を築くことの大切さを認識することは、児童虐待の予防にもつながるものである。このような観点から、本校では、デートDV予防授業に取り組んでいます。

 この授業は、家庭科「家庭基礎」(1年次)の単元「人とかかわって生きる」にある「子どもとかかわる」において、テーマ「親になることを考えよう」の中で実践しているものです。単なる家庭科の授業としてではなく、養護教諭、人権教育推進委員会とのコラボレーション授業で、養護教諭、人権教育担当者が入り込み、チームティーチングで進めています。

 5人程度のグループを編成し、「男女の平等な付き合い方(関わり方)について自分なりに考え、グループでまとめたことを発表する。」「デートDVの予防について正しく理解する。」を授業の目標としています。

 各グループの発表の後、養護教諭から「恐怖や不安を感じずに『安心』できるか」「大切にされている、愛されている『自信』はあるか」「考えや行動の幅が広く『自由』であるか」などのメッセージを伝えました。この実践の向こうに、生徒たちが被害者にも加害者にもならない幸せな生活があることを願っています。