シェアサイクル、フードバンク、ZEH化、防災ロゲイニング、和菓子の菓銘...タイトルのキーワードをピックアップしただけでも発表の多様性が見えてきます。10年以上続いているGLHS合同発表会が大阪大学コンベンションセンターで行われました。
開始前から10校の他の校長先生方からも茨高の発表面白そうだと声をかけていただき、高鳴る胸を抑えつつ他校の生徒の発表をお聞きしました。10年以上この発表会に関わる中で圧倒的に良くなったと思うのは、大学の先生からなされる質問にきちんと答えるところです。各発表はそれぞれ、問いに対して、しっかり調査・研究をし、結果・考察を踏まえて結論を導いている。それゆえに、自分たちのできたこと、できなかったこと、さらなる課題を抱えながら発表に臨んでいる。取り繕ったり、うろたえたりせず対応している姿が印象に残りました。大阪大学賞をいただいた「かわいい」の因数分解。自分たちが興味を持ったものに対してありったけの力を注
いで、「かわいい」の定義に挑み、再定義を提起しました。そして、さらなる研究が必要だということを携えて舞台へ降り立ったのでした。ご質問いただいたときにたじろがず、おもねらず、凛として、毅然として応えている姿を見ながら、心
の中で拍手をしていました。そして今日(2/6)2-4の教室の後ろの黒板を見て2度めの心の中の拍手。この積み重ねが、あの発表につながった。いいものを見せていただいたこと、いい時間が過ごせたことに感謝です。
そして、この発表に携わってくださった多くの人たち、先生方、陰になり陽になり助けていただいた大学院生の皆さま方。大阪大学の先生方、会場の設営などご準備にあたってくださったスタッフの皆さま。多くの方のお力添えがなければ、この機会、この時間はいただけませんでした。そして何より、伝えたいものを届けてくれた発表者の皆さん、ありがとうございました。
スタッフの皆さま、会場への案内版のご設置ありがとうございました。迷わずたどり着くことができました。