There was no phone in my house when I was an elementary school student.小学校の時の様子を英語で語る一つの英文です。もし今の時代にこの英文をThere is no phone in my house.と表現すると文法的に正しくない英文になるかもしれません。(もう古い英文法なのかもしれません。だとしたら英語の先生方すいません。)もしかしたらcarも複数名詞にする時代がやってくるのかもしれません。 「ない」ということを表現するときに、その対象物は文脈の中で本来単数あるものなのか複数あるものなのかを考える英語のこだわり(考え方によっては面倒くささ)はおもしろい。
昨日の多目的ホールやBC間での春芸のパフォーマンスの余韻に浸り、幸せの源泉をたどりながら校舎をぶらぶら歩いてみました。みんなが思い思いに、自分の心から究めたり、楽しみたいと思っていることに没頭し、時折見せる笑顔に触れたことがその源泉だと気づいたときに行き着いたBC間。館ではないのですよね。何もない空間なのです。その空間があるということに意味が見いだせる。そこが茨木高校の強みです。「ない」ところに「ある」ものを生み出す力が大切なのです。ないものを表現するのに単数か複数かを考えるNoの世界と共通するものを頭の中で描きました。
いつもそうですが、行事がなされ、そこで示されるパフォーマンスのすばらしさに触れることはもちろん素敵な1ページです。絶賛です。同じように、その準備に携わってくれた人たちに心から感謝とお礼の拍手を送りたいと思います。BC間にセットされたテント、舞台。重い荷物を運びながら、誰かの歌を、演奏を支えている。そこに喜びを感じる人がいることを思い、更なる幸せを感じました。
There are no beautiful products without elaborate preparations.
角を曲がるとWhite Boardには春芸の案内が所狭しと並んでいます。著作権の関係があるので遠くからの写真にしました。生徒のみなさんはもう見ているとは思いますが、ゆっくりと味わってくださいね。(朝、余裕を持ってきたら見れますよ。Parallel World拝借!)