少し止まる、そして歩む!

生徒玄関、ロッカー、ホワイトボード。体育祭の各団のメッセージが書き記されていたところには文化祭に向けてであろうか数々のボックスが何かを主張していた。あぁ、マスコットが自然に帰っていこうとするこの同じ週にもう次のステージに行こうとしているという光景に「ここか」と思う瞬間をもらった。この17年自分とは明らかに違う多くの生徒たちに出会う。決定的な違いは24時間の使い方だ。自分の24時間の1.5倍、あるいは2倍の時間が与えられているのではないかと思うことが数えられないくらいある。文化祭の準備が進んでいるということは当たり前だが、様々なことに並行して取り組んでいることを示している。

昨日も、連続で校長室を訪れてくれた人たちがいる。1組めは音楽会のご案内とご依頼だ。2026年公演に向かって動き出している。

2組めはRafflesia臨時号のご紹介にラフレシア委員長と副委員長が訪れてくれた。音楽特講のお二人には許可をもらうのを失念したのでご紹介だけにとどめるが、ラフレシア委員の人には許可をもらったので少しだけ綴る。図書の紹介だけにとどまらず、今回は教頭先生へのインタビューが掲載されている。3年半前、ここで私も紹介されて茨木高校の一員になれたことを思い出し、委員のお二人に感謝の念を伝えた。委員長さんは昨年からいろんな場面で見かけていたので様々なことに取り組むモティベーションについて尋ねた。忙しいことは間違いないが「楽しい」がそれに勝るというお答えだった。詳細はこの紙幅では語れないが、茨高生の力の源、そして前述した時間の使い方、気持ちの切り替え方、心の置き所について多くの視座を得た。

いい時間をありがとう!次へ向かっているんだ。向かって行くんだ!