11月8日(土)大阪府立春日丘高等学校視聴覚教室にて、令和7年度府立高等学校PTA協議会第2ブロック会議が開催されました。春日丘高校PTA会長様。地区校長会ご代表より、開会宣言、ご挨拶の後、生徒会執行部による学校紹介が行われた。学校生活を映し出す象徴的な映像を用い、保護者に寄り添う話ぶり堂々としていて聞き入ってしまいました。大役お疲れさまでした。ありがとうございます。
上記のように受け止めていた生徒たちの様子をお伝えになりながら、佛教大学教育学部教授、原清治先生はご講演を始められました。ほんのわずかな時間を使って生徒の様子を感じとり、緊張する中での言葉の運び方やマイクの受けわたしをご覧になりながらコメントをくださいました。今、そこで起こっていることを描写されながら、ご講演でお話される内容が研究の結果だけではなく、まさしく、今、すぐそばにいる生徒たち、お子さんにどう対処したらいいかを示唆いただける導入として聴衆に心構えをくださいます。10万人の調査結果からいただくご教示。「やばい」という言葉が持つたくさんの意味。子どもがこの言葉でコミュニケーションをとろうとした際に、「わかりやすい言葉で言い換えて」と理解しようとしている姿勢を示すこと、相手の気持ちに気づいているというメッセージを送ること、そして幼いころから自己選択をさせる機会を数多く与え、選択した理由を説明させることによって相手を理解する、理解してもらう経験を積ませることの重要性をご教示いただきました。聴くという姿勢を示すことで、表現したいという気持ちを育むことが、高校生の「今」を考えるうえで重要な鍵であるというご示唆をくださりました。笑いの渦に巻き込まれながら、気が付くと、子供の話が聞きたくなるような心持ちになっていることに少し驚かれた方もたくさんいらっしゃるように感じました。
活動報告は、それぞれの学校独自の方法でお伝えいただき、共通する悩み、取り組んでみたいと思えるアイディアなどの共有など有意義な時間を過ごすことができました。
原先生、また、次年度もお話しいただけるのが楽しみです。土曜な貴重な朝にお時間をいただきありがとうございました。春日丘高校のPTA役員のみなさま、ご準備いただいた先生方ありがとうございました。