第2回近畿盲学校ゴールボール大会

昨年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催が見送られ、実質的には初の近畿でのゴールボール大会。初めての大会ということで、選手はもちろんのこと、監督や顧問、また役員の方々全員、期待と不安が入り混じった一日となりました。

大阪北の初戦の相手は和歌山県立和歌山盲学校でした。開幕戦という緊張感の中でも落ち着いたプレーが見られました。練習で学んだ守備力が発揮され、相手のスローを簡単に通しません。絶妙なコースへのスローが次々と決まり 5対3 で準決勝に駒を進めました。

準決勝の相手は兵庫県立視覚特別支援学校でした。相手の固い守備に阻まれ、なかなかスローが決まりません。大阪北も持ち前の守備を十分発揮し、相手のゴールを許しません。両チームとも投げては取るのデッドヒート。このまま引き分けで終わる可能性も頭によぎりました。しかし、集中力でわずかに相手が大阪北を上回り、 0対1 で決勝戦への道は絶たれてしまいました。選手全員がくやしさを全面に表し少しの間放心状態でしたが、仲間や顧問の声かけで気持ちを盛り返し3位決定戦に臨みます。

3位決定戦の相手は神戸市立盲学校でした。試合慣れをしてきたのかリラックスした雰囲気でゲームがスタートしました。1試合目同様、キャプテンを中心に素晴らしいコースへのスローが決まったと思えば、相手も負けじと追いつき、勝敗の行方がまだまだわからない中、キャプテンの魂をこめたスローがゴールにつきささり 3対1 で見事に3位を勝ち取りました。

初めての大会で本当にここまでよく頑張ってくれました。くやしさの残る結果となりましたが、次につながる良いステップだったと思えば、逆に喜ばしい3位です。来年こそは絶対優勝したいと意気込む選手たち。そこへ向け我々顧問も全力でバックアップしていきたいと思います。

応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。

そして選手たち、感動をありがとう。お疲れさまでした。

(クラブ顧問 福本

画像 試合風景

カレンダー

2025年4月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30