理療系学科~北視覚の特長 その8~

今回は「校舎は古いが、意外なことに?!」という話をしたいと思います。
臨床実習では、症状などの患者様の情報やそれを踏まえた治療方法をカルテに記入しなければなりません。
以前は、点字も墨字(普通文字のことです)も手書きでカルテを作成していました。手書きだと文章(墨字であれば漢字も!)を頭の中で思い浮かべてからでないと書けないので、文章を書き慣れていない人は苦労します。
しかし本校では、数年前からカルテは完全にパソコンの表計算ソフトで管理するようになりました。パソコンは各患者様のベッドサイドに設置されています。弱視も全盲も同じファイルを開いて、パソコンのズーム機能や読み上げ機能を使って、内容を確認できますし、うろ覚えの漢字も変換候補で確認できるので、カルテの記入・修正もしやすくなりました。
なお、パソコン操作に慣れていない方は、2年生の「情報」の授業で操作方法を習うことができるので、ご安心ください。
このように校舎は古いですが、意外なことに(?!)臨床実習のIT化が進んでいるのも、北視覚の大きな特長です。

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