月曜日の「高校生の夢」

一輪車をオリンピック種目に

世界中の人達に一輪車の素晴らしさを伝えていくことが私の夢です。一輪車といえばサーカスなどを想像する人もいると思いますが、 芸術を追求した素晴らしいスポーツです。

一輪車との出会いは小学校1年生の時です。 本格的に始めたのは4年生になって からでした。そのきっかけは、全国大会のビデオを観て、一瞬にして魅了されてしまったからです。そして、練習を積んだらチャンピオンになれるかもしれないと思いました。初めて出場した試合は6年生の時、個人演技で優勝しました。それから4年後、世界大会を目標に日夜練習に励みました。 団結力が演技を一つにまとめてくれて、団体優勝することが出来ました。その時、ソロでは4位という結果で、世界の強さを痛感した良い経験をしました。

今年は、2年に1度の世界大会です。会場は、スイスです。 今度こそは一番輝くメダルを獲得したいと思っています。 心・技・体のバランスのとれた演技が出来るよう、全力で励み、練習場は床の汗で車体が滑るほどです。

トリノオリンピックのフィギュア女子選手、 荒川静香さんから学んだところがあります。 あの演技の、金メダルをとるという気持ちより、ぐっと表面に溢れ出ていた心は、自分の演技を世界の人達に観てほしいという思いではないでしょうか。観て楽しんでほしいという演技に見えました。きっと彼女自身、気持ちよく喜びを感じながら演技したと思います。 その結果、人々に感動を与え、最高のメダルにたどり着いたと思います。 そして、これ以上ない誇りを勝ち取ったと思います。

一輪車は、競技人口が少なく、今のところオリンピック種目になれません。しかし、私はどんな所でも演技発表し、一輪車の素晴らしさを広めていきたいのです。 1台で、どこでも誰でもが楽しめるスポーツ一輪車がオリンピックの種目になる日まで。

3年 松田良平

「高校生の夢」47都道府県 47人の高校生の夢 ~夢を持って進路を決める~

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