溶接部分のX線検査と工場見学

12日(金)に地域企業の日鉄P&E株式会社様にX線検査と溶接実習に行ってきました。

*JIS(日本産業規格)では、溶接個所の非破壊検査の1つの方法であり、鋼の溶接継手を工業用X線フィルム等を用いて直接撮影し、溶接内部の欠陥を見つける方法として規定されています。

20日にJIS溶接技能者評価試験があり、受験する生徒は放課後に練習しています。

毎日練習して技術は向上していますが、外観では合格基準に達しているが、内部の欠陥まで検査ができません。そこで地域企業の日鉄P&E株式会社様が、X線検査で内部欠陥を検査してもらえるということで溶接実習も兼ねて行ってきました。

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日本では高圧パイプ施工ができる企業が2社しかないのですが、そのうちの1社で、その高い技術を本校生徒に教えていただきました。

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生徒たちも、日頃練習している基本級の溶接とは違い、専門級である全姿勢溶接に苦労しながらも丁寧に教えてもらい体験することができました。

また、X線検査では、いくつかの欠陥は見つかるも試験の合格ラインには達していると言われ、ほっとしている様子でした。

また、より欠陥のない溶接をするためのアドバイスももらいました。

試験の合格を目指し、高い意識を得ることができました。

機械系では、あらゆる分野で活躍できる「未来のスペシャリスト」を応援しています。

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