「化学基礎」特別授業

今日は「化学基礎」の特別授業を見学しました。

テーマは「飽和食塩水と5%食塩水を見分けよう」というもので、どうすれば2種類の水溶液を見分けることができるのか、それぞれの班で考え、それぞれの方法で実験を行いました

つまり、先生のほうでは実験方法を設定していないのです!このような実験は、私は学生時代経験しませんでした。

 

①2種類の水溶液をバーナーで加熱して蒸発させ、残った食塩の重さを測る方法

②水溶液にさらに食塩を加えてその食塩が溶けるかどうかを調べる方法

③何か物体を水溶液の中に入れて浮力の違いを見る方法

など、様々な実験方法を自分たちで考え出していたことに関心しました。生徒たちはとても意欲的に取り組んでいました。

 

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次の授業では、実験結果をそれぞれの班が発表するそうです。

 

このように、自分で考え、それについて実験・調査をし、発信するというステップを踏むことで、生徒は興味をもって授業に取り組むことができますし、学んだことを忘れずにいられますね。

 

理科に限らずどの教科でも、生徒が自ら考え、興味・関心をもつことのできる授業の大切さをあらためて感じました。

まさしくアクティブラーニング、教育センターの指導主事と附属の教員とがコラボした授業の取組です。