AED講習

本日、教職員向けのAED講習が行われました。

日本では年間約6万人が心臓突然死で亡くなっており、あなた自身やあなたの周りの人が急に発作を起こして倒れるということがいつでも起こり得ます。

救急車の平均到着時間は8.1分と言われており、また心停止から1分ごとに救命率は7~10分下がります。

周囲の人が心停止した場合、私たちはその人の命を救うために迅速に対応しなければなりません。

 

講習では、心肺蘇生法の手順を確認したあと、グループごとに実際にAEDを使って実践しました。

 

手順は以下の通りです。

1.反応があるか確認

2.119番通報とAEDの手配

3.(AEDが到着するまでの間)呼吸を確認する

4.心臓マッサージを行う

5.(AED到着後)AEDを音声ガイドに従って処置をする

 

詳しい説明は日本医師会のウェブサイト(http://www.med.or.jp/99/)で確認できますのでぜひご覧ください。

 

AED講習.jpg

 

頭ではやるべきことが分かっていても、いざとなると慌ててしまい正しい手順で行うことが難しいだろうと感じました。

日頃から訓練をして、いざというときに冷静に対応できるようにしなければならないと思いました。

 

私の学生時代にも、同級生の兄が部活動中に発作を起こして亡くなってしまいました。もっと迅速に対応していたら彼は助かっていたのかもしれません。

この講習を通して、このようなことが起こらないように、すべての人が心肺蘇生法を知っておかなければならないと改めて感じました。

 

生徒向けの講習も、7月15日に運動部、18日に文化部対象に行われますので、生徒のみなさんも他人事だと思わずにしっかりと受講してくださいね!

 

 

 

 

 

投稿者
教頭
コメント

 本日の研修では、AEDを使った実践をグループで他己評価をしながら進めたので、教職員が積極的かつ協力的に取り組むことができた。
 
 講師は本年度10年経験者研修受講者の保健体育科教諭と養護教諭が務め、10年研の協同的な取組として企画・実施したものである。
 私も約2年ぶりに取り組み、心肺蘇生法の5つの手順をしっかり確認し、冷静に、自信をもってできるようになった。

 お二人の先生方本当にありがとうございました。