先日、住之江区の真住中学校にて、保護者の方々に教センの紹介・説明を行いました。
真住中学校は教センから自転車で約25分のところにあり、例年多くの生徒が本校に来ています。
保護者のみなさんは本当に熱心に私の説明を聞いてくださいました。有り難うございました。
特に、理科の特別授業の内容を説明した際にはリアクションが大きかったですね。
上の写真のように、2つの水溶液があります。これらは飽和食塩水(濃い塩水)か濃度5%の食塩水(薄い塩水)のどちらかです。
しかし、見た目ではどっちがどっちなのかはわかりません。これらを見分けるにはどうすればよいでしょうか。
その実験方法を考えてみましょう!というのが授業のテーマです。
過去にこの授業についてのブログを書きましたので、こちら(https://www.osaka-c.ed.jp/blog/fuzoku/yotsuba-kousiki/2014/06/13/)をご参照ください。
保護者のみなさんにも生徒の気持ちになってお隣の方と相談しながら少し考えていただきました。
去年の話ですが、生徒の中に「ナメクジを入れて溶けるかどうか」をみれば分かるのではないか、と考えたものがいたそうです。
そして実際に2つの水溶液にナメクジを入れてみたところ、予想していなかったことが起こったそうです。いったい何が起こったのでしょうか?
みなさんも考えてみてください。
その2つのナメクジのうち、片方は沈み、片方が浮いたそうです!そう、あの塩分濃度が濃いことで有名な「死海」と同じような現象が起こったのです。
ここで生徒は、「ナメクジが溶けるかどうか」ではなく、「浮くか浮かないか」で、濃度の違いを見分けることができるということに気付いたのです!
というように、授業の中では、教科書にはない生徒の自由な発想やアイデアをもとに、新たな発見を導くこともを大切にしていることを伝えました。
保護者のみなさんは、「なるほど」という表情をされていました。
本校の良さを知ってもらって、来年も多くの生徒が本校にきてくれることを願っています^^
ちなみに5日(日)にも、五木書房による進学相談会に参加します。 がんばってきます!