拍手鳴りやまず! その1

12:50の集合だ。2.3年生が体育館に並んでいる。会の運営を3年生が行い、3年生にrearrangeを促す。3年生(78期生)は大人だ。後ろから見ていると明らかに狭いスペースで並んでいるのに入場するであろう1年生(80期生)の入場を待ちわびている様子。入場の合図があり、拍手で迎えるよう促される。なかなか姿が見えない。拍手の音が続く。迎えられた経験があり、その音に包まれることの心地よさを知っているからだ。数分後、入場が始まった。片時も手を合わせる力が弱まらない。どの80期生にも同じように歓迎を伝えたいからだ。

在校生、生徒会長からのお話、「茨」という文字の成り立ち、人がため息をつく様子、その疲れた人を支える木。それが茨木だと言う。新入生はオリエンテーション時の先輩方のおもてなしに感激したと告げる。双方が双方の暖かさについて語り合う。熱と熱がぶつかり合う瞬間に立ち会った。

男・女バスケット、ソフトボール、バドミントン、女子バレー、スキー、美術、家庭科、大会の規模や順位、賞状やトロフィーなど様々な成果が披露され、立ち上がり、会釈する仲間に暖かい拍手が贈られた。惜しみなく贈られた。

学びの報告会、GLHS福島研修、311震災時の状況やエネルギー政策に正解がないこと、デブリ880tに比し、数g単位取り出す作業を積み重ねている現状。様々なことに直面し、学びを深めたこととともに初めて会う10校の仲間と新しい価値を見つけ出す体験ができたことの意義についても語ってくれた。夏のアメリカ海外研修の案内も来週あたりからできる。GLHS10校に入ったからこそできる経験もしてほしい。

Beyond_ ī(斜体にできません。すいません。)in Singapore リーダーシップ、SDGs、STEAM,様々なことを学び、二つのプレゼンを行った。個人のプレゼンでは自分の夢やそれにまつわることに対して発表をした。自分を越えるという点で揚げパンのエピソードはコミュニケーション能力向上の非常にわかりやすい例として挙げられた。そしてそこに発表者の聴衆に対する愛情を感じた。食堂にひかれた赤いテープのエピソードを含め提示される話には乗り越えるべきものを具体的に示し、心の葛藤を経ながら実現されたさまが示されている。リーダーシップが何かを学んだ人がその学びを今日のプレゼンの中で実践している。その姿にこの研修の奥深さを感じさせてもらう機会を得たように思う。どのネズミもリーダーである組織は本当に強い。そのキーワードはあったかさだ。「Beyond_ī 知ってる?」と問いかけられた時の79期生の手の上がるスピードと人数の多さに圧倒された。2年生(79期生)、頼もしい!カギになるのは暖かさだ。

もうこんな時間だ。離任式にたどり着けなかった。離任式も分厚かった。明日の朝、続きを綴る。