Face to Face

迷っていた。入れたはずの封筒がない。食器の名前だったように思う。〇○○Cityだった...。学校に電話を入れる。係の先生を煩わせてスプーンであることが分かった。あとは方向音痴との戦いだ。そこに、3本の旗!πマークが燦然と輝く。なんという素晴らしいアイディアだ。ミナミのど真ん中で学校名を掲げるわけにはいくまい。しかし関係者なら誰しもこのマークを見れば茨木高校だとわかる。文化委員さんの思いやり(慈悲心)と聡明さ(智慧)に手を合わせながら列に加わった。

昨日はPTAの社会見学会があり、集合時の一コマだ。旗だけではなく胸に燦然と輝くバッジ(この表現で正しいでしょうか)も愛情の一つの表れだ。すべて手作りだ。いつも申し上げる。出来上がったモノ、そのモノのへ敬意はもちろん、それが出来上がるまでのコトへの感謝はより大きい。参加される人が豊かな時間を過ごせるように、少しでも力になれるならという気持ちの溢れる「旗」「バッジ」だ。 委員長さんの「今日、一日、笑いに包まれましょう!」の言葉がみんなに届き、会が始まった。どのテーブルを拝見しても、話が弾んでいる様子。それは、ご用意いただいたトピックがみんな話せるもので、興味を持てるものだったからだ。テーブルの配置、お料理、名前、トークテーマ。すべてが書かれた紙がテーブルの上に用意されていた。

私が冒頭で話させていただいた「寄り添う」が体現されていた。目の前に流れてくる大小さまざまなこと。奇なることもある。そこに大きな可能性を見出し、大きく包み込むことができることが寄り添うことだ。準備の段階で様々なことがあったことだと推察します。そのすべてに対処いただいたことに心からの感謝、劇場の出口で委員のみなさんの旗を持つ姿を見た時に舞台のジャグリング以上に感動しました。ありがとうございました。

多くの方と言葉を交わせたことも本当に幸せなひと時でした。体調がすぐれず時間ができた時に勉強するという気持ちを持っていること、やっと空いた時間だからUSJ,万博にアタック。忙しい茨高生が24時間をいかに有意義に使っているかということを保護者の方から具体的にお話しを伺えたことは何よりも貴重な機会となりました。さらに幸せだったことは、保護者のみなさんがお子様のことをよく観察され、話をされ、その時それぞれの最適解をお互いに見つけておられることにさらに感激いたしました。みんな愛されているんだな。愛することは、愛されることから始まる。アップルジュースを飲み干しながら、心の中でつぶやきました。

すっとすれ違う時や目が合ったときにブログ読んでますと声をかけてくださった皆さん、大きな勇気をもらいました。ありがとうございます。うまく書けるようより精進します! 街を歩いてると様々な言語が飛び交う、国際都市「なんば」。その真ん中「NGK」でこてこての大阪文化が味わえることの面白さ、そしてやはりLIVEで見ることの意味の大きさは果てしなかった。同じ空気を吸い、一体感を作ることで笑いは増幅する。Stage、舞台を板と呼ぶのがよくわかる感じがした。すごい力が生まれてくる。毎日、板の上に上る先生方のすごさを感じる機会ともなりました。

参加いただいたみなさん、心から笑える一日をありがとうございました。