昨日６月18日（水）13：00から岸高ホールにおいて、明日20日（金）の岸高祭（文化祭）１日めに実施する芸能祭（３年生全クラスによる演劇）のプレ公演を行いました。本校では、３年生は全クラス演劇を行うことが伝統となっています。ちなみに、私が岸高生の時も３年生は演劇でした。劇の台本を考える生徒、それぞれの役を演じる生徒、そして裏方として音響や照明、大道具・小道具や衣装などの役割を果たす生徒など、クラス全員で一つの劇をつくりあげていきます。
昨日のプレ公演は３年生にとって、明日本番前のリハーサルとなります。公演の順番や劇の時間も本番にあわせて実施しました。また、明日は１，２年生と３年生のご家族を優先したいという理由から、３年生には他のクラスの演劇を見たい場合はプレ公演で見るように伝えていました。そのため、たくさんの３年生が岸高ホールに集まり、会場の雰囲気を盛り上げてくれました。３年生のみであったからこそ、アットホームで自由な雰囲気でやれたのかもしれません。演じている生徒たちも、それを見ている生徒たちも、一体となって楽しんでいる感じでした。劇の順と演目名は以下のとおりです。
１ ３年２組 トイ・ストーリーZ
２ ３年８組 はたらく細胞（基礎）
３ ３年３組 千と千尋の坊探し
４ ３年６組 今日から俺は！？
５ ３年７組 Inside High Schoolに
６ ３年５組 シンデレラ
７ ３年１組 ドラゴン桜 2025
８ ３年４組 明怪ウォッチ！ケータの鬼退治！
私は、明日は他の企画にも回りたいので、昨日、全クラスの公演を見ました。13：00から17：00前までのおよそ４時間、とても楽しい時間を過ごすことができました。演劇が面白かったことのみならず、生徒たちが楽しんでいる様子を後ろから見ていると嬉しくなります。
また、本校生徒たちの資質・能力の高さに感心させられました。台本ではオリジナルと思われるもの、ベースとなるものにアレンジを加えているものなど、工夫が見られました。特に今回は笑いのツボが多く埋め込まれた劇が多くあったように感じました。また、その台本の意図を踏まえて演じる生徒たちも自分のキャラクターを出しながら、ぴったり役にはまっていたと思います。とはいえ、日頃の印象どおりだと思える生徒ばかりでなく、意外な役を演じる生徒がいたことも興味深かったです。役づくりであったのか、私が知らなかっただけなのか・・・という感じでした。喋り方については、自然に喋っているように感じる生徒と棒読みのように感じる生徒など様々でしたが、どの生徒もしっかりと台詞を覚えたうえで、昨日の舞台に臨んでいました。劇の中で台詞を喋るのは難しいですよね・・・
さらに、演劇には不可欠であり、とても重要となる音響や照明、大道具・小道具や衣装などにおいても頑張っていたと思います。劇の流れの中で照明を効果的に使い分けたり、タイミングよく音楽や効果音などを差し込んだりしていました。クラスによっては結構大掛かりな舞台のセットなども準備していました。衣装についてもどのクラスも気合が入っていたように思います。その衣装はどうしたの？というものが数多くありました。それにフェイスペイントにも工夫しており、一体誰なのか認識できないような生徒もいました。
劇の内容や撮影した写真などは明日のお楽しみとさせていただきますが、ここまで書いたように、それぞれに楽しみながら見ていただける劇ばかりですので、特に、ご家族の皆様には是非ともご観覧いただければ嬉しいです。
申し訳ありませんが、ご家族、卒業生以外の皆様には明日20日（金）の岸高祭１日めはご入場いただけませんので、ご了承ください。ただし、21日（土）の岸高祭２日めは入場制限なしの一般公開していますので、ぜひとも、岸高祭の様子、および生徒たちの楽しそうな姿を見ていただきたいと考えています。
21日（土）は、芸能祭として岸高ホールにおいて、部活動（ギター部、少林寺拳法部、音体部、演劇部、ブラスバンド部）の公演があります。さらに、体育館においては有志イベントが、各教室においては１，２年生各クラスの企画や文化部の部活動による制作展示（イベント）などがありますので、ご来校いただければ嬉しいです。