今回で18回めを迎えた、大阪サイエンスディ(大阪府生徒研究発表会)が昨日(12月21日)、大阪工業大学梅田キャンパスで開催されました。今年の発表会には、他府県からの3校を含む34校のSSH関係校(国からSSH〈Super Science high school〉の指定を受けている学校等)が参加し、60本のプレゼンテーションが行われました。参加各校の生徒にとっては、晴れ舞台です。 会場となった大...
2025年12月アーカイブ
物事を、何となくイメージで捉えることはよくあります。それが悪いとは言いませんが、大事な高校選びを、根拠のないイメージで判断しても良いのでしょうか...?と言うことで、今回は、「学校教育自己診断」の分析をお伝えします。「学校教育自己診断」というのは、すべての府立学校で毎年行っているアンケート調査のことです。共通の項目が多いので、学校毎の比較ができます。調査対象は、"在籍している生徒"、"保護者"、...
三国丘高校で「CS」と言えば、Creative Solutions の略。探究の授業の名称です。1年生対象のCSは「CSⅠ」、2年生対象は「CSⅡ」、3年生対象は「CSⅢ」と言います。今回は「CSⅠ」担当の化学の先生から投稿をいただきました。「CSⅠ」のミニ探究が面白そうですよ!1年生の真顔をご覧ください。 三国丘高校の教育の柱の1つであるCSの取り組みですが、2年生で自分たちの興味関...
量子コンピュータの開発の世界で世界の最先端を走っておられる先生にお越しいただきました。大阪大学量子情報・量子生命研究センター(以下QIQB)副センター長の、根来 誠 教授です。講演のテーマは、「今、量子コンピュータが熱い」。教頭先生がレポートを書いてくれたので、是非、読んでみてください。 根来先生は1983年岸和田生まれ。府立岸和田高等学校から大阪大学基礎工学部に進学され、子供の頃の夢に...
三国丘高校では、2年生で全員が履修する科目CSⅡ(探究)で班別に探究活動を進めています。今年度の研究発表大会(校内開催)は2月3日(火)と4日(水)。いよいよ最終段階に入った探究活動を成果に結びつけるため、各班の探究(研究)は佳境に入っています。そんな中行われた Three Quarters Meeing は、専門の如何を問わず複数の教員から助言をもらえる絶好の機会です。物理実験室に集まった生徒...
三丘セミナーと言えば、大学教授による講演がほとんどですが、今回、民間企業の研究室から講師をお迎えすることになりました。それが、宮本さんです。宮本さんは、東レ株式会社の研究員として、日々研究に打ち込んでおられます。 以下、教頭からの報告です。 宮本さんは本校卒業生で、理工系の学部で修士課程を終えられた後、東レ株式会社に研究員として入社されました。現在は東レに所属しながら博士課程で学んでおられ...
12月8日にアップした「保護者の愛を込めて 真っ赤なポインセチアが誇らしく咲いています!」でもご紹介しましたが、三国丘高校のPTA活動は多岐にわたります。また、他校と比較して、PTA役員の人数も圧倒的に多いと思います。 PTAのホームページも充実していて、今年度だけ数えても20本を超える記事が掲載されています。基本的には、本校の保護者に向けたページですが、どなたでもご覧いただける記事も用意して...
著作もたくさんありますので、科学に興味がある人なら知っているかもしれません。今回の三丘セミナーにお越しいただいたのは、佐伯 和人 先生(立命館大学教授、立命館大学宇宙地球探査研究センター長、立命館先進研究アカデミーRARAフェロー)です。子ども向けの本も書いておられますので、著作を読んだことがある三丘生や中学生もいると思います。「月はぼくらの宇宙船」「月探査の大研究」「世界はなぜ月をめざすのか」...
山上 浩嗣 先生は、本校の卒業生(高37回)で、大阪大学大学院人文学研究科の教授です。お忙しい中、後輩たちのためにお時間を割いてくださいました。大阪大学には、教授等教員として奉職しておられる本校卒業生がたくさんおられます。学生や院生も多く、大阪大学を卒業後活躍されている皆様を合わせると相当な人数になります。そんな方々を会員とする阪大三丘会という組織があり、私は校長として、毎年、総会に出席させてい...
三国丘高校には、ネイティブの先生が二人在籍しています。リサ先生とトニー先生です。今日は、リサ先生の英語(2年生)の授業をご紹介します。リサ先生はフィリピンのご出身なので、三国丘高校にはピッタリです。というのも、三国丘高校は、毎年、フィリピン研修を実施しているからです。SGH班でビジネスネスプランを探究している生徒たちの多くはフィリピン研修に参加します。フィリピンでは、現地の大学生(エンドラン大学...
毎年、2年生体育の授業で行われる「創作ダンス発表会」。今年も、多目的ホールで開催されました。生徒たちが招待状をつくり、担任や教科担当の先生方のところに持ってきてくれます。私のところにも来てくれました。見学に行くと、ちゃんと観覧者用の椅子も用意されています。三国丘高校の、名物授業のひとつです。 中学校でも、創作ダンスの授業はあるのでしょうか?今回は、授業担当の辻本先生にご推薦いただいた4つの班の...
冬の三丘セミナー2日めのご紹介です。生成AIを含む先端技術開発の第一人者である、花園大学専任講師、久富 望 先生の講義に、115人の生徒と13人の保護者が詰めかけました。視聴覚教室は満員です。先生曰く、生成AIの利活用については、いろんなところで話題になるけれども、生成についてはほとんど取り上げられることがない...だけど、生成について理解できれば、利活用は自ずと答えが出る、とのことでした。 ...
生徒たちの心を和ませるポインセチアが、今年も咲き誇っています。この時期は、特に3年生にとって心穏やかでない時間が流れます。努力の成果が合格に繋がるのだろうかと不安が募る季節でもあります。そんな時、見ているだけで勇気が湧いてくる真っ赤なポインセチアは、PTAのみなさんの思いがこもったプレゼントです。 今年は、ポインセチアの隣に置かれたゴールドクレストを飾るリボンなどを手づくりしていただき、生徒た...
三丘セミナーは、夏と冬に行われる、選択制の講座です。今年は、夏に6講座、冬に7講座の合わせて13講座が用意されています。三国丘高校の合言葉は「ホンモノ」。ホンモノに触れさせる(出合わせる)教育を究極まで突き詰めます。この三丘セミナーは、まさにその代表です。各界から時代をリードする研究者や第一線で活躍するリーダーたちを招いて、ホンモノのお話を伺います。 冬の部の最初の講師は、関西学院大学総合政策...
今日は、新しいレクリエーションスポーツが誕生した日です。2年生(79期生)のスポーツ大会でお披露目された Three Goal Soccer は、三国丘高校2年生の運動委員が考え出した競技です。まずは、写真をご覧ください。 コートは、四角ではなく円形です。ゴール(ハンドボールゴール)が3つ設置されています。ゴールにはTシャツが吊るしてあります。これは、自チームが守るゴールを識別するためのもの...
ひとつのことに、仲間と一緒に集中して取り組むことってなかなか難しいです。人それぞれ得手不得手があるので、体を動かすことが得意じゃない人にしてみれば、チームやクラスに迷惑をかけてしまうんじゃないかと気をまわしてしまう人もいます。 が、今日のスポーツ大会を見ていて、そんな心配は全然ないなぁと思いました。80期生(1年生)のスポーツ大会の種目は、コーフボールというニュースポーツです。バスケットボール...
今回は、けっこうマジで、ニュースになってもおかしくない報告です。放送局の方、新聞社の方、もし、このブログを見つけてくれたら、是非、三国丘高校までご連絡ください! 明後日(12月5日)に行われる、2年生(79期生)のスポーツ大会(学年ごとにクラス対抗でスポーツを楽しむ会)で、三国丘高校の生徒が考え出したニュースポーツがお披露目されます。79期生は、コーフボールというニュースポーツを取り入れた学年...
大阪府立学校では、毎年、学校教育自己診断というアンケート調査を行っています。本校における本年度調査の結果が出ました。これから、校内の学校教育自己診断委員会で分析することになりますが、今日は、ちょっとだけ先走って、全校生徒を対象とした調査結果からいくつかピックアップして報告します。委員会での分析の前ですので、あまり多くを語らず、結果をご覧いただければと思います。 最初は「担任の先生等相談できる...