マッピングの手法を使った作文指導

 6月3日(木)、3年生の現代文演習の授業でマッピング(マインドマップ)の手法を使った作文指導が行われました。

 はじめに、マッピングとは何かの説明があり、その後担当教員が自分の「好きなもの」から関連する項目を話しながら枝分かれしたマップを作成していきました。続いて生徒が、中心に「好きなもの」(実際は楕円で囲まれていました)と書かれたプリントを使って、同様の作業を行いました。時間が限られていましたが、生徒の発想は柔軟で、たくさんの項目がプリントに記載されていました。

 次に、教員が自身で記載したマップから項目を一つ選び、それを中心にして再度説明しながらマッピングを行ってきます。教員の好きなものに対する愛が感じられる展開でした。その話を聞いた後、生徒は教員の発想を参考にして、一つ項目を選び再度マッピングを行いました。

 今回は発想を広げるところで授業は終わりました。次の授業では、「私の好きなものは〇〇です」を序論とし、マッピングに記載した項目から結論を導き、そこに至る本論を考え作文にまとめていきます。どんな作文になるのか楽しみです。

(作業を始めてすぐの生徒のプリント)